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すべての写真を見る「ハリー・ウィンストン」と「ティファニー」。どちらもジュエリーを語るうえで外すことのできない名門だ。
Tシャツ&デニムなどカジュアルなスタイルにさらりと馴染み、確かな上質さで装いを格上げしてくれる。
ライフスタイルにそっと寄り添う贅沢品。これこそアメリカン・ラグジュアリーと呼ぶに相応しい。
キング・オブ・ダイヤモンドが愛したカタチ
K18ローズゴールドケース、縦39.3×横33.3㎜、自動巻き。322万3000円/ハリー・ウィンストン 0120-346-376
ケースに見られる独創的な八角形。このカタチには、れっきとした名前がある。「エメラルドカット」だ。ダイヤモンドカットの種類の一名称で、石の個性が最も際立つカットといわれている。
世界的に貴重な宝石の3分の1以上を所有し、“キング・オブ・ダイヤモンド”の名で知られる創始者のハリー・ウィンストン。彼が最も愛したのが、この「エメラルドカット」だったのである。
モダンかつクラシック。ラグジュアリーでありながらどこまでも静謐。この時計もまた、それ自身が優美な存在感を示しつつ、身に着ける者の個性を引き出す力を持っている。
写真はブランドを象徴する八角形の名を冠した「HW エメラルド・コレクション」の一本。ローズゴールドのケースに、サンレイ仕上げを施したシルバーダイヤル。実にエレガントな組み合わせである。
クラシックな趣を添えるアリゲーターレザーのストラップもいい。ジャケットスタイルにはもちろん、あえてTシャツ&デニムのラフな服装に合わせるのも楽しそうだ。
「カジュアルにジュエリー」の原体験
K18WG+ダイヤモンド。522万5000円/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712)
ジュエリーの概念と身に着ける楽しさを最初に教えてくれたのは、ティファニーだった。
スターリングシルバーのリングやバングル。ストリートのそれとは明らかに違う洗練があった。それでいてTシャツやデニムにもちゃんと寄り添ってくれた。つまり、圧倒的に格好良かったのである。
もちろん今も、ティファニーは「カジュアルにジュエリー」を肯定してくれる。例えばこのブレスレット。大胆で力強いデザインが、我々のスタイルをぐっと上質にしてくれる。
ティファニー誕生の地であるNYの、不朽のエネルギーと自由な精神を体現した「ティファニー ハードウェア」コレクションからの逸品。現代的でスタイリッシュなデザインだが、その着想は、アーカイブにある1962年製のブレスレットから得ている。2世紀にわたり傑作ジュエリーの数々を生み出してきたその歴史もまた、ラグジュアリーの証しである。
素材はホワイトゴールドにダイヤモンド。そこはあの頃より少し、大人になったのだろう。
OCEANS4月「Shopping Manual」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!