クラシックを古くも普通にも見せないタネ
歳を重ね漂い始める“枯れ感”。そこへ、クラシカルな“枯れた服”をまんま合わせてしまえば、枯れの2乗で一気に老け込んで見えるからご用心。
種市さんは、そうならないためのポイントを「フレッシュで自分らしい選びとこなし」と説く。
よく見れば、コートはカラーレスで今っぽいし、起毛感のある素材も今の空気にマッチしている。ワイドパンツは、あえてドレッシーなベロアをチョイス。
そして、ほのかに香る種カジらしいリラックス感は、ほかならぬバンドTシャツやつば広のキャップに秘密があった。