▶︎すべての写真を見る 10月だっていうのに、日中はまだまだ暑い……。こんな時季、我らがお洒落番長の種市 暁さんは、どんな着こなしをしているのだろう。
彼の着こなしを毎月記録している「
種カジのタネあかし」連載から、最新コーディネイトとともに、初秋のスタイルをプレイバック。
気になったコーディネイトは、各ページで詳しくチェックを!
パンツ丈はチグハグ、ハットはぐしゃぐしゃ!
ーーおっと、種さん。パンツの丈どうしました?長さがチグハグですよ。 「やはり気付きますよね。実はこれ、“わざと”なんです。テーマは、ずばり“自由なマインド”」。
ーーなるほど、とても気になります。男の夏服は、Tシャツ&短パンのようにどうしても型にハマりがちですから。 「パンツ丈のチグハグは、ある案件で偶然発生したサンプル生産時のアクシデントによるもの。もちろん製品化はしないのですが、僕としては、こんな“事故”も楽しんでしまおうという姿勢です」。
ーーアクセル全開の自由ぶりですね。ハットの先は破れていますし(笑)。 「普通はどこか着崩すとどこかで整えようとするじゃないですか。今回それはナシ。伝説の写真家、ダヴィデ・ソレンティ×ワコマリアのフォトTに定番のビーサン&サングラス。着けっぱなしのピンキーリングで、“ありのまま”です」。
黒は、“ウェルネスブラック”。短パンを都会的に
ーー黒は都会的、とよく雑誌で言われますが、今日の種さんを見るとさすがに説得力があります。夏の終わりに短パンをはいていても、この色であればサマになっています。 「テーマはまさにそこで、短パンを都会的にこなすスタイル。勝手に“ウェルネスブラック”と名付けています」。
ーー壮大ですね。そのココロは何ですか? 「都会の移動には公共交通機関を使うけれど、やはり徒歩が主軸。であれば、都会の街歩きをとことん堪能しようということです。
そこで、ウールラボ×パークライフによるハイブリッドウールの上下を選びました。天然の通気性を持つウールに、軽さや強さのあるポリエステルを混紡したウェアです」。
都会的な短パンスタイル 2/3