デニム=ラングラー×アンヌー カーディガン=サカイ Tシャツ=サカイ スニーカー=ニューバランス メガネ=トム フォード
アネアデザイン 代表
横町 健さん(49歳)「中高生の頃にハマったスケボー。そのためデニムを探すときは、いつも動きやすいオーバーサイズを選んでいました。
たどりついたのは、33〜36インチの太めに、切りっぱなしの裾。
30年以上経った現在もその設定は健在で、自分で買うものはもちろん、今日着用のデニムはいただきものなのですが、事前にサイズやレングスを指定するという始末。一度決めると変えたくない性分なんです(笑)。
おかげで昔と変わらないスタイルを今もなお楽しめています。
ただ気付けば50代目前、当時のヤングな感覚ではなく、上品な色のカーディガンでクリーンに装いました」。
デニム、ジャケット、Tシャツ=すべてアナトミカ 靴=アナトミカバイオールデン メガネ=ビッグヤンク
サーティーファイブサマーズ PR
信岡 淳さん (49歳)「若い頃は古着屋で働き、ヴィンテージデニムをはいたり売ったり、ときにはレギュラーものを買ってリメイクしたりと、いつの時代も何かしらのデニムを愛用していましたね。
単に着るだけでなく、“育てる”というプロダクトならではの価値観に夢中になっていました。そんなデニム愛は50代目前でも変わっていません。
今日はいているのはワンウォッシュから2年ほど経過したもの。はいては洗剤で洗い、乾燥機にかけてを繰り返してみたところ、やっと丁度いい色になってきました。
僕はデニム×白Tをベースにしていて、秋はここにジャケットを羽織ってクラシック感を楽しんでいます」。
Gジャン=スタジオニコルソン 中に着たベスト=古着 Tシャツ、パンツ、帽子=すべてエフシーイー スニーカー=アディダス
エフシーイー デザイナー
山根敏史さん (47歳)「デニムって“男のワードローブ”という印象があります。武骨さ、たくましさだったり、昔であれば汚くてなんぼ。でも今はジェンダーレスな時代だし、今までにないデザインがあってもいいのかなと思います。
それを体現するのがこのGジャン。女性デザイナーならではの解釈が面白く、変形ヨークによるドロップショルダーの部分がまさにそう。コンテンポラリーに仕上げられたこの一着が、デニムを新鮮な気持ちで楽しむきっかけになってくれました。
味のあるハンティングベストをインナーに、あえて異なるテイストをミックス。全体がまとまりすぎないように着るのが自分らしさなのかもしれません」。