※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売していない可能性があります。
キーン「ユニーク」の特徴
キーンは2003年に誕生した、アメリカ・オレゴン州ポートランドに本社を置く実力派アウトドアフットウェアブランド。
そして、同社が3年半もの開発期間の末、2013年に発表したオープンエア・スニーカーシリーズのひとつが「ユニーク」だ。
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“世界一不細工なサンダル”と呼ばれたKEENから初のウォーキングシューズ 2本のポリエステルコードを編み上げたアッパーと一枚のソールを組み合わせたインターロッキングコードシステム(特許取得済み)は独特で、2本のコードが足全体を包み込みどんな動きにもしっかり追従してくれる。
立体成形されたポリウレタン製フットベッドが足裏の形状にぴったりフィットし、高い反発性を備えたミッドソールがスムーズな足運びをサポート。それにより、サンダルのような見た目ながらアクティブで快適な履き心地を実現させている。
また、編み上げたアッパーならではの高い通気性も魅力で、さまざまなアウトドアシーンで獅子奮迅の活躍が見込めるのだ。
そのうえ、ファッション性も高く、街中のカジュアルスタイルにもマッチ。選びによっては、モードやトラッドスタイルの抜け感を表現する選択肢にもなり得る。
「ユニーク」シリーズのサイズ感
「ユニーク」は一般的なスニーカーと比べるとシルエットがやや細身で、2本のポリエステルコードで編み上げるという独特な作りにより足を入れたときにはタイトに感じられる。
そのため、自分の足のサイズよりも0.5cmほど大きめを選ぶといいだろう。
また、「ユニーク」はソックスを着用しながら履くのもいい。厚手のモノを履く場合は、1cm増を目安にするといいかもしれない。
モデルの大半は、アッパー中央にバンジーコードが備わっており調整が効くとはいえ、購入時には試着と吟味をじっくり繰り返すことを薦めたい。
「ユニーク」シリーズのモデル紹介
人気モデルゆえ、さまざまなバリエーションが展開されているキーンの「ユニーク」。ここではそれぞれの特徴について確認していきたい。
ユニーク
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シリーズ内における最もベーシックなモデル。
2本のラウンドコードとともにマイクロファイバー製のヒールバックが踵を優しくホールドし、スムーズな歩行はもちろんランニングさえも可能にしてくれる。
写真は井浦 新氏がディレクションを務めるエルネスト クリエイティヴ アクティビティとのコラボレーション。
ユニーク ツー オーティー
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プラスチックとゴムの中間の性質を備えるTPRアウトソールは、耐摩耗性とグリップ性に優れ、軽量なうえに丈夫。
さらにはリサイクルも可能という優れもの。ヒールカウンターを倒し、スライドスニーカーとしても使用可能だ。
ユニーク キャンバス
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アウトソールに施したレザーサイピングにより優れたグリップ性を発揮。
軽やかなキャンバスアッパーとソフトマイクロファイバーが足を優しく包み込み、その履き心地はまさにストレスフリー。
ユニーク ツー スライド
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踵部分のストラップを排除したモデルは脱着がイージー。
しかも、このユニーク ツー スライドはインターロッキングコードシステム採用のアッパーが足の甲をしっかりホールドし、安定感のある履き心地を実現している。
ユニーク スニーク スライド
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ユニークのアッパーデザインに、最上級の履き心地を生み出す肉厚ミッドソールを採用。
高い通気性と速乾性を誇るメッシュライニングによって、夏場のマリン&ウォーターレジャーに最適なモデルに仕上がっている。写真は、TAKASHI IMAI氏がディレクションを務めるティマイとのコラボモデル。
ユニーク ネクシス
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地面をしっかりと掴む、考え抜かれたアウトソールが同モデルのキモ。つま先に作った程良いスペースによりあらゆる足形を許容し、天然原料による防菌・防臭効果も日常に笑顔を生む。
まとめ
ユルさがありながらしっかりと履けるキーンの「ユニーク」シリーズは、夏の足元にひとつの選択肢を提示したともいえる。
アウトドアシーンから街までフォローするその守備範囲の広さを、実際に履いて確認してほしい。