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2023.08.29

アイサイトに新型カメラ搭載!歴代最高峰の安全性を誇る6代目「インプレッサ」を分析

運転席からの視界は、どの窓を見ても1m程度の高さが見える構造になっており、デジタル、アナログの両面から事故を防止する。シートには、医学的見地に基づき大学と共同研究した、車体の揺れが頭部に伝わりにくい構造を採用。ST-H、AWDモデル321万2000円。

運転席からの視界は、どの窓を見ても1m程度の高さが見える構造になっており、デジタル、アナログの両面から事故を防止する。シートには、医学的見地に基づき大学と共同研究した、車体の揺れが頭部に伝わりにくい構造を採用。ST-H、AWDモデル321万2000円。

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スバルが誇る運転支援システム「アイサイト」に新型のカメラが搭載され、歴代最高の性能になった6代目「インプレッサ」。

さまざまな視点から、安全で快適なドライブを約束してくれるスタンダードモデルを、識者3人が語る。

安全性こそ真骨頂

スバルと聞いて思い浮かぶのは、走り屋とかラリーとか四駆とか、そういった汗臭そうな言葉かもしれません。

左右対称レイアウトとなる水平対向エンジンと四輪駆動の組み合わせという独特のエンジニアリングに、“スバリスト”と呼ばれる根強いファンの支持が多いのも事実です。

でも、今、スバルを語るのに最も相応しいキーワードは“安全”です。

先進運転支援システム「アイサイト」を耳にしたことのある方も多いと思います。「アイサイトver.3」を搭載するスバル車の追突事故率はわずか0.06%。事故の可能性をできるだけゼロに近づけるために、大きく貢献していることを示すひとつの数字です。

一方で、万一ぶつかってしまった際の衝突安全性能についてもスバルはこだわりを持って取り組んでもいます。

インプレッサは一見あまり華を感じない地味なハッチバックですが、そういうスバルの安全への執念が盛り込まれた車です。

座ってみると視界の良さにも気付くでしょう。後席ドアの下には側面衝突時のエネルギー分散用のアンカーが設けられています。

こういう目の届かないところにまで気が配られているのをみると、奥さんにも安心して運転を任せられるのではないでしょうか。

自動車ライター
渡辺敏史

出版社で自動車/バイク雑誌の編集に携わったあと、独立。自動車誌での執筆量が非常に多いジャーナリストのひとり。車の評価基準は、市井の人の暮らしにとって、いいものかどうか。




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