▶︎すべての写真を見る 7月15日(土)、16日(日)の沖縄は、暑かった。いや、熱かった。4年ぶりの開催となった「コロナサンセットフェスティバル 2023」である。
「地球上で最もサステナブルなビーチフェスティバル」というコンセプトに共感し、オーシャンズは、モデルの三浦理志さんとともに参戦。配信番組のコラボやパパラッチイベントを実施した。あの暑くて熱い2日間を振り返りたい。
会場は、沖縄の南西に位置する豊崎海浜公園。天気にも恵まれた。
OCEANS Radio を配信。トークテーマは「サステナ」「音楽」「サウナ」
さまざまな規制がなくなって初めての開催、来場者は1万人を超えたという。会場は沖縄・豊崎海浜公園。立地を考えると驚異的な人数ではあるが、「来たい人がみんな来れた」わけではもちろんない。
ということで今回、運営側は一部のライブを収録した配信番組を用意。そこに我々がジョインさせてもらったのが「OCEANS Radio」である。
合計16組のアーティストがライブを実施。ライブは公式サイトで無料配信もされ、自宅でも最高の音楽とリラックスタイムを体感!
15分×3セッションで、「サステナ」「音楽」「サウナ」についてトークセッション。サステナはフェスの根幹ということで、AB InBev Japan エクスペリエンシャルマーケティング
藤田龍太郎さんと、三浦理志さん、編集長・原がマイクを握った。
収録は青空のもとで。進行にはMC MAMUSHIを迎えた。
そこで語られたのは、コロナビール側の徹底した姿勢である。
今回のフェスは使い捨てプラスチックNGで、スタッフ用のPASSも木で用意したこと。
どうしても出てしまう生ゴミはコンポストで堆肥にしてコロナビールのお供であるライム育成に使うこと。
出店している飲食店のメニューはなるべく国産食材やプラントベースのものを使うこと。
……などなど、「地球上で最もサステナブルなビーチフェスティバル」に相応しい取り組みの数々を聞きつつ、編集長・原は「きれいな海や自然を守りたい気持ちはOCEANSも同じ。最近書籍化された『SEAWARD TRIP』という連載を続けているのも、その気持ちを示すためです」と、OCEANSが今回フェスに参加した理由についてコメントした。
前日入りした三浦さんは、沖縄で初めての波乗りを楽しんだ。
つづけて三浦さんは「サーフィンで海に入ってゴミを見つけたら持ち帰れる分は拾ってます。できることを習慣としてやってますね」。ちなみに前日、初めて沖縄でサーフィンをやったときにもゴミを見つけて拾ってきたという。「こんなに綺麗な海でも、やっぱりゴミはあるんですよね」。
互いに海を想う気持ちを語り合った次は、フェスに欠かせない音楽と、少々意外なサウナについて。まず登場したのは、コロナサンセットフェスティバルの皆勤賞アーティスト・SAIRU(サイル)である。
SAIRUのボーカルのコーヘイさん、ドラムの松浦要介さんが登場!
海を見ながらライブすることの気持ちよさ、なかでも本フェスでステージに立つことの特別さ。常にオーディエンスの体を揺らし、抜群のパフォーマンスを魅せる彼らはなぜ、毎シーズン、このステージに立ちたくなるのか?
「2015年の第1回からステージに立たせてもらって、一緒に成長してきた気持ちがあるんです。あと、そもそもですけど、海と音楽、ビールって、何よりもFeel So Goodじゃないですか!」。
夏を楽しくする“三種の神器”が揃ったフェスであることが、SAIRUのモチベーションになっている。
コーヘイさんのそんなコメントに大いに賛同したあとはサウナについて。ただでさえ暑い夏、沖縄のビーチで、わざわざ暑くなるためのサウナを設置する真意とは? ゲストはTTNEのサウナ師匠こと秋山大輔さんだ。
TTNEのサウナ師匠こと秋山大輔さん。後ろに見えるサウナの窓はすべて、サンセットの方向を向いている。
「実は前回(2019年)に初めてやってみたんです。そしたら、思った以上に好評で。しかも、暑いからこそサウナで感覚が研ぎ澄まされるんです。その状態でSAIRUのステージを見たら、一音一音、粒のように聞こえますから」。
ちなみに、「人生でまだ“ととのったことがない”」と言っていた三浦さんも、トークセッションのあと秋山さんのナビゲートのもとしっかり“ととのい”完了。最高に気持ちいいと言っていた。
Feel So Good!な来場者たちをパパラッチ
フェス開催中、会場にはオーシャンズのパパラッチ隊も潜入。誰もが楽しそうに過ごすなか、気になる人たちをスナップ撮影させてもらった。
コロナのトップスとのコーディネートがFeel So Goodでした!
沖縄に住む、ブラジル出身のみなさん。とても賑やかな雰囲気で、取材班まで笑顔になりました!
それぞれのビーチススタイルがとてもキュートでした!
OCEANS Radioに参加いただいた三浦さんもパパラッチ!
手には新キャッチコピーのプリントしたウッドパネルを持っていただき、記念にぱちり!
撮った写真はその場でデータを渡し、各々のSNSで投稿してくれた。
また、取材班の印象に残ったのは、若い人も、オーシャンズ世代の人も、みんな分け隔てなく、自由に楽しんでいた姿だ。
こうした一体感から「地球上で最もサステナブルなビーチフェスティバル」というコンセプトに、ジェンダーやジェネレーションといった既存の“区分け”は不要なんだと感じられた。
海に打ちあがる花火とともに迎えたフィナーレ
「近い!」と驚きの声が上がる恒例の花火は今年も。
アメリカからドラン・ジョーンズ(Durand Jones)が来日し、ナルバリッチ(Nulbarich)やSAIRU、平井大、離婚伝説らがステージに上がり、夜はナイトメアズ・オン・ワックス(Nightmares On Wax)がDJブースに立ち、ビーチというフロアを盛り上げた2023年のコロナサンセットフェスティバル。
フィナーレはお馴染みとなった花火とともに迎えられた。
4年ぶりとなった「地球上で最もサステナブルなビーチフェスティバル」は、1万人の来場者と延べ58万人の配信動画視聴者によって支えられ、言うまでもなく大成功! しかも4年前に比べて、サステナな取り組みは圧倒的なアップデートが図られていた。
年々進化を遂げていくコロナサンセットフェスティバル。来年はどんな内容で我々を迎えてくれるのか? 今から楽しみである。