今からオーダーすれば“クラブの装い”は準備万端
続いてウェッジをカスタム。ベースは「ハイ・トゥ 3 ウェッジ」だ。さまざまなライとコンディションに対応してくれる、ショートゲームの味方である。
クラシックなデザインのバックフェースもいい。“Myシリーズ”では、このバックフェースが遊び心の見せ場となる。
いくつかの配置パターンから選択して、文字やラインで遊ぶことができるのだ。
とことんガチャガチャしたパターンも試してみた(笑)。ちなみにヘッドの材質も選べるのだが、武藤さんいわく「“ノンメッキ”もおすすめ」とのこと。
メッキがないから表面が錆びていくわけだが、逆にそれがいい。デニムやレザーブーツでいうところのエイジングというやつだ。
ちなみに文字ではなく、西海岸テイスト溢れるローファイなロゴスタンプも魅力がある。
そして最後はパター。メカメカしいパーツ構成がカスタム欲をくすぐる「スパイダー GTX」である。抜群の安定性とスムーズな転がりを約束してくれる最新モデルだ。
ホーゼル(シャフトとヘッド接合部)の形状はシングルベンドに。サイトライン(パッティッグラインをイメージするための目印)は、武藤さんおすすめの“ドット3つ”を選択した。
フェースインサートは……オレンジ×白はどうだろう。
熱帯雨林に生息する昆虫のようなカラーリングだが、我々もずいぶん慣れてきた。そう、せっかくカスタムするのだから個性的なほうがいいのだ。
それに外遊びのギアだから、むしろ派手なくらいでちょうどいいのかも。キャンプや登山、サーフィンの道具と同じように。
こうなったらグリップもポップにしてしまおう。「スーパーストローク」のイエローをチョイスする。
「カスタムなのでもちろんお好みなのですが、パターは派手な配色で、という方が結構いらっしゃいます」と武藤さん。
確かに通常製品と同じようなカラーリングでは意味がないし、こんなパターなら取り違えもまずなさそうだ。
ドライバー、ウェッジ、パターと“Myシリーズ”体験はこれにて完結!要した時間はおよそ2時間。しかしながらあっという間だった、というのが実感である。楽しい時間は早く過ぎるから不思議だ。
また、いずれも納期の目安は8週間前後。納品を心待ちにする時間さえも、自分だけのクラブをもっと愛せる最高のスパイスになるはずだ。
秋は街のファッションと同様、ゴルフもトップシーズンを迎える。今年はテーラーメイドの“Myシリーズ”で、ゴルフクラブのほうでも新たな装いにトライしてみては?
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