② ヤナギのように強風を受け流す「ユーロシルム」のタフな造り
「スイングライトフレックスアンブレラ」(209g)7040円/ユーロシルム(エイアンドエフ 03-3209-7575)
ミニマムな代表例に続いて、しっかりとした造りの代表例を紹介しよう。
創業100年を超えるドイツの老舗アンブレラメーカー・Euro SCHIRM(ユーロシルム)が手掛ける「スイングライトフレックスアンブレラ」をおすすめしたい。
シルバーメタリックの紫外線保護指数は50+。
最大の特徴は、軽さを追求しつつも、強風下でも安心して使える高い耐久性を兼ね備えていること。
風を受けると、フレックス性に優れた高密度のファイバーグラス製のアームが渦巻き状にしなり、力をうまく受け流すようにデザインされている。
展開時の全長は1000mm。
展開時の全長は1000mmと一般的な傘と同等サイズだが、重量は209gとかなり軽量な仕上がり。
生地の表面には、フライパンでお馴染み、デュポン社のテフロン加工が施されている。泥や水弾きが良く、耐水性だけでなく、引き裂き強度にも優れている。
収納時の長さは64cm。サイドポケットに挿してちょうど収まりのいい長さだ。
折り畳むことはできないが、収納時の全長は64cmとトレッキングポールと同じような長さなので、バックパックのサイドポケットに挿して持ち歩いても邪魔にならない。
ドイツプロダクトらしい美しいデザインの全6色展開。日傘として使うなら、電車やコンビニに置き忘れなさそうなくらい目立つシルバーメタリックを選びたい。長く付き合えそうな環境に優しい傘だ。
「スイングバックパック」(350g)9680円/ユーロシルム(エイアンドエフ 03-3209-7575)
ちなみに、ハイキングや通勤時にバックパックと組み合わせて使うなら、雨に濡れないように背面だけ長く延びるようにデザインされた「スイングバックパック」というモデルもある。
ほかにも両手をフリーにした状態で傘をさせる変わり種なども展開しているので、ホームページをチェックしてみよう。
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