▶︎すべての写真を見る 「BODY CHANGER」とは…… 歳とともに体重が減りにくくなったと悩む人は多いだろう。だが、53歳ながら6カ月でなんと39. 4kgもの減量に成功したのが、東京・吉祥寺にある人気店「肉山」のオーナー、光山英明さんだ。
高校時代の体重を目指して、今は最後の追い込み中という光山さんの減量方法を2回に分けてお届けする。
前編では、食事法と減量におすすめの食材を紹介してもらった。
話を聞いたのはこの人!
光山英明●1970年生まれ。東京・吉祥寺にある赤身肉料理の名店「肉山」オーナー。上宮高校在学中に主将として甲子園に出場し、ベスト8に進出。2012年赤身肉ブームの先駆け的存在である「肉山」をオープン。企業とのコラボ商品や、全国への出店、店舗プロデュースなど幅広く活躍。180cm、88.1kg。
以前は酒を大量に飲んで白米を食べまくる生活
体重が127.5kgあった頃の光山さん。
――まずは痩せようと思ったきっかけを教えてください。 前提として、僕はダイエットではなく「体質改善」と呼んでいます(笑)。
もともとはお付き合いなどもあって、ほぼ毎日外食をしていました。ただ、2022年10月頃に、事情があって1軒予約をキャンセルせざるを得なくなって。そうしたらすごくスッキリした気分になったんです。それで外食がストレスになっているのかなと思って、ほかにも何軒かキャンセルをしたら、またスッキリして。
そこで、いつの間にか外食が義務的になっていたのかもしれないって気付いたんです。その後は、食べに行くお店とちゃんと向き合おうと思って、一旦すべての予約をキャンセルしました。
で、外食をしないんだったら、体質改善もできるんじゃないかと思って始めたんです。
――ゴールは最初から設定していたのでしょうか? はい。体質改善をスタートしたのが、2022年の11月11日からで、そのときは127.5kgありました。そこから2024年の1月末までの約1年2カ月で高校時代の体重、84.9kgに戻すことを目指しました。
だからマイナス42.6kgがゴールです。すでに今、39.4kg減ってますから、来月には達成できるんじゃないかと思っています。
目標は高校生の頃の体重、84.9kgだ。
――そもそもなぜ太り始めたのでしょうか? 酒を含めた食生活が原因だと思います。一気に増えたわけではなく、サラリーマンになってから少しずつ増えていって、30年ぐらいかけて太りました。
とはいえ、朝まで飲むわけでもなく、甘いものを食べるわけでもない。はしご酒もしないし、飲んだシメにラーメンを食べに行くこともない。
――うーん、太る要素がない気がします。 でしょ? ただ、その代わり3食めちゃくちゃ食べていたんです(笑)。白米も大好きだし、お酒もすごい飲んでいました。
――どれぐらい飲んでいたのですか? ビール飲んで、ハイボールを5〜6杯飲んで、ワイン1本半とか飲んでました。それが毎日でしたからね。
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