【写真10点】Leeの新作「COWBOY 101 1945 model」の詳細写真をチェック Lee THE ARCHIVESから生まれた新定番
1911年に自社工場でワークウェア事業をスタートしたデニムブランド「リー」。
創業当初は持ち前の頑強なユニフォームが労働者から支持を獲得し、その後カウボーイからも信頼を得て販路を拡大。ファッション業界にも多大な影響を与えたこともよく知られている。
今回、名作を現代に甦らせるプロジェクト「Lee THE ARCHIVES」では人気モデルであるCOWBOYとRIDERSをクローズアップ。
新旧のディテールを併せ持ち、なおかつ両モデルのストロングポイントを備えた新作「COWBOY 101 1945 model」が登場。武骨でありながら、どこかスタイリッシュなムードをあわせもつ、まさに珠玉の一本といえる。
今回はCOWBOYとRIDERSのディティールが混在する過度期のモデルを復刻。太すぎず細すぎない、スタンダードで滑らかなストレートシルエット。股上は深めにとられており、さまざまな体型にフィットするのも魅力だ。「COWBOY 101 1945 model」2万8600円/リー(エドウィン・カスタマーサービス 0120-008-508)
ウエストバンド内側中央に付いているのは、戦前まで使用していた“センター赤タグ”と呼ばれる刺繍仕様のラベル。ちなみに「e」を斜めに配した斜体”e”も赤タグの特徴だ。
激しい運動を余儀なくされるカウボーイには、ストレスのかかる股部に補強のために穿(うが)たれたクロッチリベットは頼もしい存在だった。だが、馬の鞍など物を傷つけるという理由から戦後に廃止された。
逆つり鐘型のヒップポケットにはアイコニックな”レージーSステッチ”使用。またポケットの両端部分には、馬鞍や椅子などを傷つけないよう、リーが独自に考案したX字の補強ステッチ「スレッドリベット」仕様になっている。
生地は穿き込んでいくと美しい縦落ちが生まれる左綾(ひだりあや)デニムを採用。またこの時代は幅の広い革新織機ではなく狭幅(はばせま)のシャトル織機で織り、アウトシームはセルビッジ仕様となっている。
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