「NIKE DUNK HIGH GOLD MOUNTAIN」1万7600円/ナイキ(ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77)※画像は以下、すべてナイキ公式サイトより
空前のスニーカーブーム真っ只中の2020年に生誕35周年を迎え、その波に巧み乗った結果、今や日常に定着したナイキのクラシックモデルのひとつ「ダンク」。
これまで数多のコラボモデルや地域限定モデルがリリースされてきたが、このたびアメリカはカリフォルニア州サンフランシスコのチャイナタウンに敬意を表した「ダンク ハイ」が登場する。
スニーカーについて書き進める前に、今回スポットライトが当たることとなったサンフランシスコのチャイナタウンについて少し触れたい。
同チャイナタウンは、アジア圏外では最大級の規模かつアメリカでは最も歴史が深く、160年以上前にゴールドラッシュを目的とした数万人の中国人労働者たちが海を渡ってきたことに端を発する。
その後、1882年にアメリカ初の移民制限法として中国人排斥法が制定されるなど厳しい環境に置かれる時代もあったが、中国系移民たちは結束を固めてチャイナタウンというコミュニティを築くことで耐え凌ぎ、今ではサンフランシスコの街を形成する重要なエレメントとなったのだ。
そして、今回リリースを迎える「ダンク ハイ」は、アッパーにホワイトのレザーとグレーのスエードで構成され、ゴールドラッシュにちなんだサンフランシスコの中華名“舊金山(旧金山)”にちなんで「ゴールド マウンテン」と命名。
その「ゴールド マウンテン」をイメージした特製のグラフィックをヒールに落とし込み、シュータンラベルとインソールには“舊金山”とスウッシュとあわせて、中国で縁起の良い花とされる蓮の花をゴールドであしらうことで、中国系移民の歩みを称えている。
ディテールで中国系移民の不屈の精神を表現した「ダンク ハイ ゴールド マウンテン」は、本日5月18日(木)に発売開始。ナイキの公式アプリ「SNKRS」や一部セレクトショップで取り扱われる。
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