ボーネルンドのあそび道具とモンテッソーリ教育
ボーネルンドでは1981年の設立以来、世界20カ国、100社の遊具・家具メーカーやブランドの優れたあそび道具や教育遊具を厳選しお届けしています。遊具の販売だけでなく、あそび場運営や環境づくり、あそびの重要性を伝え子どもの成長に寄与する人材育成、情報発信、研究者とのパートナーシップも積極的に行っています。
モンテッソーリ教育における、発達段階別や子どもの自ら成長したいという気持ちに沿うあそび道具選び、問題解決をするための能力を育てるあそび体験は、子どもたちの未来の生きる力や土台につながります。
ここでは、「モンテッソーリの5分野」のエッセンスを体験できる、ボーネルンドが選んだあそび道具をピックアップしてご紹介します。日常の親子の時間に手軽に取り入れやすいので、ぜひご参考にしてください。
■日常生活の練習 はじめての"知育"体験「ルーピング フリズル」中心に螺旋状のワイヤーがあり自然に両手遊びを促し、奥行きの距離感をあそびを通して体験できます。目で見たとおりに動かすという一連の動きは、視覚と指の動きを統合させ、手先を器用に使える巧緻性を高めます。土台にワイヤーがしっかりと固定されているので、なんでも口に入れてしまう頃でも、ビーズの紛失や誤飲の心配がなく安心して遊べます。ワイヤーは大人の力で引っ張っても押しても変形しにくい強度を持っています。
指先でつまむあそび ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」握りやすく、大きな穴のあいた動物のひもとおし。自然と両手を使い、指先をコントロールする力を育みます。動物ごとに穴の長さが異なるので、ひもを通す難易度はそれぞれです。手のひらで握る時期から、指先でつまむことが上手になる時期におすすめです。
手芸の基礎と指の使い方が学べる「手作り!ひもとおし・クラフト」カッティングされて穴の開いたフェルトに、針を通してクラフト作品づくりが体験できます。両手の指先を動かすことで、感覚を刺激します。針はプラスティック製で、先端が丸くて安心です。
世界のおままごとのロングセラー「キッチンセンター」25年以上ロングセラー、シンプルなつくりのキッチンセンターは、世界中の子ども部屋にあうようにとデザインされました。ごっこ遊びのはじまりは成長のシグナルです。遊びながらお料理やお片付けなど、生活の疑似体験を通して日常生活への生活習慣を育みます。子どもの成長には欠かせない、長く遊べるボーネルンドの代表的なあそび道具です。
お買い物リストでマッチングゲーム「ショッピングリスト」裏返した品物カードで神経衰弱をしながら、手持ちのショッピングリストと同じ品物を探すあそびが楽しめます。楽しく遊びながら、ショッピングリストに書かれた英単語を自然に覚えていきます。品物カードを使ってごっこ遊びをしたり、ショッピングリストなしで料理のメニューを考えながらカートに品物を選んで入れるあそびもおすすめです。
■感覚教育 赤・青・黄色の三原色と形を学ぶ「かたち合わせブロック」丸・三角・四角という基本の形や、赤・青・黄色の三原色に親しむブロック遊びです。色や形を認識したら、次は長さや高さを観察。さまざまな分類わけを実践してみることで、抽象的な形・立体・大きさ・順序を理解していきます。
見本と同じ状態を探す「ビルディング・シェープ」丸と四角のシンプルな木製ブロックを使って、平面から立体、順番の理解を促進します。おもちゃには「見本ブック」がついていて、形や順番、色が同じ組み合わせになるにはどうしたらいいか、自分で探究していきます。
木製リングで数と量を知る「リング・タワー」赤・青・黄色の3色の木製リングを棒に通すことで、多い・少ない、高い・低い、増える・減るといった数と量の変化に親しみます。数字を学ぶ前段階のおもちゃで、10までの少ない数の比較から柔軟に理解を深めます。
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