▶︎すべての写真を見る 「30mens / 30days SNAP ~春アウター着回し術~」とは…… コーディネイトのルールは特に設けず、ケース・バイ・ケースで自由に楽しむ。そのぶん、山本雄生さんのスタイルには気候の変化にもすんなり対応する柔軟性がある。今回は、白いカバーオールの上手な着こなしをチェック!
<SNAP No.23>山本雄生さん 山本雄生●1982年生まれ。カメラマンとして熊谷隆志氏に師事し、2010年に独立。雑誌やカタログなど、人物撮影を中心に活躍。最近は、木彫りの小物をヤフオクなどで物色中。
【山本’s セレクトアウター】フィグベルのカバーオール
春らしいホワイトカラーのコットン製カバーオールは、ペインターパンツとのセットアップで約2年前に購入。ただし、思うほど着る機会がなかったそうだ。
「なぜでしょうね(笑)。でも最近、ジャケット単体でよく着るようになりました。基本デザインはワークウェアだから白でも多少の汚れが気にならないし、セットアップ以外にも色々なアイテムに合わせやすい。キレイに見えてラフに扱えるところも気に入っています」。
サイズ感は程よく、アウターとしてだけでなくインナーで使っても問題なし。だから気温差の大きい春にも大活躍なのだ。
<15℃前後の日>サイズと色に気を配り、上品なワークスタイルに
中に着たジャケット/フィグベル、コート/マーガレット・ハウエル、デニム/古着、靴/ジャランスリウァヤ、サングラス/オリバーゴールドスミス
フロントがダブル仕様のステンカラーコートの中に、カバーオールをレイヤード。ネイビーとホワイトのカラーパレットが、清潔感と春らしいフレッシュさを強調する。
「いちばん上までボタンを留めても、シャツみたいに気軽な感覚で着られます。丈が少し短めなので、軽快な感じも出せる気がします」。
トップスを品良く重ねたうえで、ジャストサイズ&9部丈のデニムでより軽やかに。色落ちしたブルーとアウターのネイビー、インナーのホワイトもバランスよくまとまっている。
「こういう日はスニーカーではなく革靴で。あくまで気分の問題なんですが、スタイルをより上品に見せてくれますよね」。
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