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2023.04.03

ファッション

実は使い勝手抜群なイエローアウター! 業界人が着こなす気温別カラーコーデ


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「30mens / 30days SNAP ~春アウター着回し術~」とは……

アクティブに遊びたいけれど、暑かったり寒かったりで意外と服装に迷う。

そんな春、洒脱な業界人たちはどんなアウターに頼るのか。今回はピルグリム サーフ+サプライの泉さんに話を伺い、オススメのアイテムとその着こなしを訊いた。

<SNAP No.19>泉 貴之さん
泉 貴之●LA留学を経て、ビームスに入社。2015年よりピルグリム サーフ+サプライのジャパンディレクターに就任する。料理、キャンプ、サイクリングなど多彩な趣味を持つ。

泉 貴之●LA留学を経て、ビームスに入社。2015年よりピルグリム サーフ+サプライのジャパンディレクターに就任する。料理、キャンプ、サイクリングなど多彩な趣味を持つ。

【泉’s セレクトアウター】ピルグリム サーフ+サプライのナイロンジャケット



「春になると、やはり色モノに手が伸びますね。ナイロン系のアウターであれば風を防いでくれるから、特に重宝します。で、インナーでその日にあった温度調整をする」。

鮮やかなイエローが、ハツラツとした春のムードを代弁。新作のヨットパーカは見た目からして気持ち良く、さっと羽織るだけで気分を高めてくれる。さらには使う素材や加工にまで、着用者を気持ち良くさせるポイントが。

「リサイクルナイロンに塩縮加工をかけて、色味だけでなく質感もユニークに仕上げました。凹凸のある生地の上にはフッ素を使わないやり方で撥水加工も施してあるので、サステイナブルな側面でも気に入ってもらえるとうれしいです!」。

<15℃前後の日>ユニフォーム的組み合わせを新鮮に

ジャケット、スウェット、パンツ/すべてピルグリム サーフ+サプライ、シャツ/エンジニアドガーメンツ、スニーカー/ニューバランス

ジャケット、スウェット、パンツ/すべてピルグリム サーフ+サプライ、シャツ/エンジニアド ガーメンツ、スニーカー/ニューバランス


裏毛スウェット地のフィッシャーマンスモックを着て、ブランド大定番のサラテパンツをチョイス。泉さん曰く「ピルグリムのユニフォーム的組み合わせ」に華を添えるのが、海感と春感がセンス良く漂うヨットパーカだ。

「ルーズシルエットを新鮮に見せる意味でも、イエローのアウターは頼りになる。パンツのネイビーとも相性がいい色ですし、定番色とも合わせやすいので使いやすいと思います」。



たっぷりしたシルエットのアウターだけに、インナーの重ね着にも余裕で対応。スウェットの襟元や裾からはシャツをちらりと覗かせ、ラフさと同時に大人っぽさを意識したコーディネイトに。

<20℃前後の日>クリーンで上品、そして実用的マリンスタイル

ジャケット、パンツ/ともにピルグリム サーフ+サプライ、シャツ/ディガウェル、スニーカー/ニューバランス、サングラス/アメリカン オプティカル

ジャケット、パンツ/ともにピルグリム サーフ+サプライ、シャツ/ディガウェル、スニーカー/ニューバランス、サングラス/アメリカン オプティカル


アクティブスタイルを彩る明るい色。アウターのイエローを、シャツのチェック柄で拾う。嫌味のないカラーリンクがコーディネイトにまとまりを与える。

「イエローもそうですが、アウターのボタンやコードで使われている白もポイントです。シャツ、パンツ、スニーカーをライトな色で揃え、白とバランスを取りました。春らしくアクティブ、そしてクリーンにいきたいなと」。

ジャストストレートのピケパンでルーズすぎないサイジングにまとめたのも、全身のクリーンな印象を増幅。



小物使いもお上手。春の日差しを受けて、サングラスの調光レンズがみるみる変化。ヨットパーカにはしっかりグラスポケットが装備され、マリンな装いにさすがの説得力が。

「いや、実は花粉症対策なんです(笑)。今年の春は相当キツい。皆さんも気をつけてくださいね~」。

ギャフン! 花粉! お後がよろしいようで。

沼尾翔平=写真 増山直樹=取材・文

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