OCEANS

SHARE

2023.03.01

時計

25年ぶりにリニューアル!「カルティエ」最新タンクが“我々向き”な3つの理由

1917年に登場した通称「タンク ノルマル」にどことなく似たマッシブさも備える。

1917年に登場した通称「タンク ノルマル」にどことなく似たマッシブさも備える。

▶︎すべての写真を見る

カルティエの「タンク」コレクションは、時計ツウでなくとも一度は手にしてみたい永遠の名品のひとつ。

なかでも後発の「タンク フランセーズ」は、ケースと一体化したメタルブレスレットが採用されたスポーティかつエレガントなモデルなのだが、これまでは、どちらかといえばレディスウォッチとして認知されてきたフシがある。

ところが、2023年に新作として25年ぶりにリニューアルが伝えられた最新の「タンク フランセーズ」は、誤解を恐れずに言えば“我々向き”なのだ。

「タンク フランセーズ」 SSケース、縦32×横27mm、クオーツ。59万9500円/カルティエ 0120-301-757

「タンク フランセーズ」 SSケース、縦32×横27mm、クオーツ。59万9500円/カルティエ 0120-301-757


進化したところ、その①。サテン仕上げが強調されることにより、マットな質感が高まり、力強さを増したこと。

進化その②。ケースとブレスレットが、デザイン的にいっそう滑らかに一体化したこと。これは接続部であるリンクの形状の変化だけではない。

サンレイ装飾に同系色のローマ数字でまとめたミニマルなダイヤルデザインや、ケースサイドの窪みに収めたリュウズなどが、「一体感」に拍車を掛けている。すなわち「ブレス感覚で楽しめる」アクセサリー感が向上し、エレガントなイメージもアップした。

最後に、進化その③。ジュエラーとしてのセンスに加えて、エルゴノミクスデザインを採用したブレスレットで着用感も高めたこと。

ケース&ブレス一体化ウォッチである「ラグスポ」が人気のなか、時計史に残る角形時計を愛でながら、現代的な着けこなしができる。そんな点で、最新「タンク フランセーズ」が、まさに今の我々のセンスにぴったりというわけだ。

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 髙村将司=文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。