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2021.12.11

時計

カルティエ・タンクで「あらゆるバランスがハマった」金子恵治さんの時計譚

「映画の『パリ、テキサス』が好きなんですよ。あれはテキサス州パリの話だけど、その名前になぞらえて、フランスの高級時計にテキサスっぽいストラップを付けてみようと思ったんです」。
金子恵治さん Age 48●数社で販売員やバイヤー、コンセプターを務めたのち、古巣のベイクルーズへと戻り、2015年にセレクトショップ、レショップをオープン。11月26日(金)には仙台店がオープンする。
そう話すのは「レショップ」コンセプターの金子恵治さんだ。
1970年代の「タンク ルイ カルティエ」。ストラップはロザリアプロダクトというブランドにオーダーした完全な一点もので、金子恵治さんの言葉どおり、エンド部分の形状などはウエスタンブーツから着想を得たデザイン。
こなれた遊び方だが、実は金子さんがこの時計を手に入れたのは約半年前とごく最近。
金子さんが愛用するカルティエの「タンク ルイ カルティエ」。通常「SWISS」の文字が入るダイヤルの6時位置には、「PARIS」の表記が。限られた製造時期だけに見られる仕様で、金子さんのお気に入りのポイントのひとつ。「1970年代に製造されたヴィンテージで、吉祥寺にある行きつけの店、江口時計店さんで購入しました」。


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