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2022.05.31

時計

珍しい“黒・タンク”登場! カルティエの洗練が詰まった新作は大人にこそ似合う腕時計だ

Paul & Henriette © Cartier

Paul & Henriette © Cartier


「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2022」で発表された新作の中で、特別な輝きを放つ時計があった。

世界で最も有名な角型時計のひとつ、カルティエ「タンク」が新たに魅せた“ブラックダイヤル”だ。

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歴史上、意外と少ない“黒・タンク”

洗練を極めたタンクの新境地。 Paul & Henriette © Cartier

洗練を極めたタンクの新境地。 Paul & Henriette © Cartier


1917年の誕生から、時代の変化とともにさまざまなスタイルを生み出したタンクは、今日では多くの派生モデルを擁する一大コレクションへと成長。

昨年登場した「タンク マスト」は、同年にデザインを刷新した「タンク ルイ カルティエ」と、1977年に発表された「レ マスト ドゥ カルティエ」のデザインを色濃く受け継いだ注目のコレクションだ。

革新的なソーラービート™️ムーブメントのほか、グリーン、ブルー、レッドの3色展開のモノクロームダイヤルなどが話題をさらい、完売が続出するヒットを見せた。

「タンク マスト」SSケース、25.5×33.7mm、クオーツ。37万9500円(予価) /カルティエ 0120-301-757 © Cartier

「タンク マスト」SSケース、25.5×33.7mm、クオーツ。37万9500円(予価) /カルティエ 0120-301-757 © Cartier


2022年の新作として、タンク マストが披露したブラックダイヤルは、ステンレススチールケースの上のラージモデル(メンズ)と下のスモールモデル(レディス)の用意がある。

「タンク マスト」SSケース、22×29.5mm、クオーツ。36万1900円(予価)/カルティエ0120-301-757 © Cartier

「タンク マスト」SSケース、22×29.5mm、クオーツ。36万1900円(予価)/カルティエ0120-301-757 © Cartier


100年以上の歴史を持つタンクの歴代モデルを調べてみると、ブラックダイヤルが採用されたことは意外に少ない。

アイコニックなローマンインデックスを大胆にも取り払い、メゾンのロゴとSWISS MADE、そして時針・分針のみで構成されている。

引き算をすることで力強さが増したダイヤルデザイン。 Paul & Henriette © Cartier

引き算をすることで力強さが増したダイヤルデザイン。 Paul & Henriette © Cartier


これは、前回のモノクロームダイヤルと同じアプローチであり、レ マスト ドゥ カルティエでも近いデザインが採用されている。


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