▶︎この記事の画像ギャラリーを見る ゼニスが2021年に発表した「クロノマスター スポーツ」は、発売するや完売が続出するヒットを記録。今年に入り、その人気はさらに勢いが増している。
それに継ぐ新たなアイコンモデルとして登場したのが「デファイ スカイライン」だ。
ネクストブレイクを予感させるスポーツウォッチ
ゼニスの現行コレクションの中核を担う「デファイ」の名称は、1906年に製作された懐中時計に由来し、腕時計の展開は1969年からスタート。
現在は、最先端のムーブメントを基軸とした未来的なフォルムや素材使いを発信するコレクションとして高い関心を集めている。
「デファイ スカイライン」SSケース、41mm径、自動巻き。ブルーラバーストラップが付属。96万8000円/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス 03-3575-5861)
そして2022年に発表されたのがデファイ スカイライン。
1969年に発表された、八角形のケースを持つデファイ最初期の腕時計からインスピレーションを得て開発された、3色展開のステンレススチール製のスポーツウォッチだ。
このモデルならではの個性は、細部まで見渡すと見えてくる。
「デファイ スカイライン」SSケース、41mm径、自動巻き。グリーンラバーストラップが付属。96万8000円/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス 03-3575-5861)
「デファイ スカイライン」SSケース、41mm径、自動巻き。ブラックラバーストラップが付属。96万8000円/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス 03-3575-5861)
「デファイ スカイライン」SSケース、41mm径、自動巻き。ブルーラバーストラップが付属。96万8000円/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス 03-3575-5861)
まず目につくのが、時計の顔であるファセット加工を施した12角形のベゼル。これは装飾的な目的というよりも、アワーマーカーを読み取りやすくするために取り入れたデザインだという。
最大の見所は、ダイヤルの9時位置に配した1/10秒を計測するスモールカウンターにある。
星型の模様が全面に刻まれた、きめ細やかなダイヤルの仕上げも高級機ならではの魅力。
高速で動くスモールセコンドは機械式時計を身に着ける楽しさを実感させてくれるが、このユニークな機能は2019年に発表されたクロノグラフ専用の自動巻きムーブメント「エル・プリメロ3600」の設計を踏襲した最新キャリバーがあってこそ成立するもの。
星型のローターを備えた「エル・プリメロ3600」は毎時3万6000振動の高振動と約60時間のパワーリザーブを両立する。
実用面における特徴についても述べていこう。
このモデルは41mm径と決して小ぶりなサイズではないが、ゼニスは男女兼用での着用を提案。全カラーでブレスレットとラバーストラップの2本が付属し、気分や服装に合わせて簡単に付け替えることができる。
10気圧の防水性能であることも心強い。
自身で簡単にブレスレットの着脱ができる便利なインターチェンジャブルストラップ機能を採用。
高級感を兼ね備えたスポーティなスタイリングは幅広いライフスタイルに対応する汎用性を約束する。
クロノグラフの名門が考え抜いたデファイ スカイラインは、次世代のスポーツウォッチの最適解のひとつと言えるかもしれない。
[問い合わせ]LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス03-3575-5861