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昨今の高級時計ブーム、その主役は間違いなくスポーツウォッチだが、一方でクラシックなデザインや素材使いに着目するブランドも増えつつある。
多彩なバリエーションを誇るヴァシュロン・コンスタンタンのコレクションから、そんなクラシックなムードを存分に満たしつつ、日常使いで真価を発揮するコンプリケーション(複雑機構)の秀作4本を紹介しよう。
1:タイムレスな魅力を放つ手巻きクロノグラフ
「レ・コレクショナー」と呼ばれるヴィンテージウォッチの販売プロジェクトを展開するなど、ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージコレクションへ対する情熱は並々ならないものがある。
![「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」SSケース、38.5mm径、手巻き。514万8000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39523/images/editor/7fd5ae209f76bee97939a4b01297f29769665432.jpg?w=850)
「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」SSケース、38.5mm径、手巻き。514万8000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
1995年製造のブランド初の防水手巻きクロノグラフ Ref.6087へのオマージュから生まれた「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」は、随所にヴィンテージテイストを感じさせる逸品。
このモデルの醍醐味は、Ref.6087が備えていた牛の角を連想させるラグのフォルムをはじめ、タキメータースケールと2つサブダイヤルを搭載するダイヤルなど、旧き良き時代のクロノグラフが備えていたエッセンスを取り入れた点にある。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39523/images/editor/7e456a9ffa8f4f2ce65f2ab3f4b2b06f075c4721.jpg?w=850)
ここでの一押しは、イタリアの高級レザーブランド、セラピアンが製作した自慢のカーフストラップを携えたステンレススチールだ。
2:実用性をグッと上げるカレンダー機能
ピンクゴールド製のラウンドケースに、時刻、日付、曜日、パワーリザーブなどを文字盤を配した「トラディショナル・デイ/デイト」は、ヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計において日常使いに適したコンプリケーションのひとつに数えられる。
![「トラディショナル・デイ/デイト」18KPGケース、39.55mm径、自動巻き。545万6000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39523/images/editor/8a7ee2b3c453b88c0ecf139311ec507e8824a20b.jpg?w=850)
「トラディショナル・デイ/デイト」18KPGケース、39.55mm径、自動巻き。545万6000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
毎時2万8000回のハイビートの高精度自動巻きムーブメントは、約40時間のパワーリザーブを保持し、ストップセコンド機能により秒単位で時刻を正確に合わせることができる。
ドレスウォッチ寄りの顔立ちでありながら、力強いダイヤルデザインはカジュアルなスタイルにも十分対応する。
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