モンブランが、ブランド初となるダイバーズウォッチをリリースした。
これがモンブランらしい繊細な造りと上質感を備えているだけでなく、ダイバーズ史上最も“クール”なデザインを備えたダイバーズなのだ。
歴史と個性が両立する“氷河”のダイヤル
創業から115年以上、筆記文化を牽引してきた名門モンブラン。
1990年代以降は、時計分野でもその信頼度の高いクラフツマンシップを発揮してきたけれど、今春発売された「1858 アイスシー オートマティック デイト」は、ブランド初となるダイバーズウォッチという以上に、興味深いモデルだ。
満を持して登場したモンブラン初のダイバーズ。「1858 アイスシー オートマティック デイト」41mm径、SSケース、自動巻き、30気圧(300m)防水。38万7200円/モンブラン 0800-333-0102
“お初”というトピックも含めて注目なのだが、オーシャンズ世代が惹きつけられる理由は、ダイヤルデザインにある。
パワーリザーブは約38時間。
目を引くモダンなダイヤルには、グレイシャー(氷河)パターンが描かれている。
モンブランといえば、アルプス最高峰であるモンブランの冠雪をイメージしたホワイトスターがお馴染みだが、こちらのダイヤルは、モンブラン山塊の氷河湖からインスピレーションを得ている。
昔ながらの手作業で、テクスチャーを表現。
そこには、ブランドらしさが反映されているだけでなく、何千年という長い間、凍り続けている結晶が生み出したテクスチャーが表現されている。
それを聞くと、壮大なロマンを感じずにはいられない。
完成した唯一無二のグラフィックは、一つひとつ微妙にパターンが違うという。
厚さわずか0.5mmのダイヤルに氷河を描き出すために採用されたのは、「グラッテボワゼ」と呼ばれる今ではほぼ使われていない技術だという。
そんなダイヤルを持つダイバーズは、上品かつクールな印象。加えて、ブルーのほかにブラック、グリーンというツボを押さえたカラバリが揃っているから、コーディネイトや季節感などを考慮して選べるのもいい。
「1858 アイスシー オートマティック デイト」41mm径、SSケース、自動巻き、30気圧(300m)防水。各38万7200円/モンブラン 0800-333-0102
さらに嬉しいのが、SSブレスレットモデルに加えて、ラバーストラップバージョンも同時に登場している点だ。
どちらも、海と山、そして街を頻繁に行き来するアクティブ派の強い味方になってくれそうだ。しかもダイビング用のISO 6425規格に準拠した認定モデルだから、安心感もお墨付き。
こちらがラバーストラップモデル。ブレスレットタイプ同様の3色が揃う。36万800円/モンブラン 0800-333-0102
毎年、本格的な暑さの到来が近づくと、ダイバーズウォッチが恋しくなるという人も少なくないだろう。
どうせなら一味違うものをと思うならば、「1858 アイスシー オートマティック デイト」は、選択肢のひとつとして、理想的かもしれない。
氷河にインスパイアされたクールなダイバーズ。これまでなかった際立つアクセントとして、フル活用したい。
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