▶︎すべての写真を見る たくさん人や荷物を載せたいし、車中泊もしたいとなれば、やはりSUVよりミニバンがいい。
けれどファミリー感が強いデザインはちょっとなんだし……って人に人気なのがミニバンカスタム。
カスタムカーの祭典、東京オートサロンでもたくさんの気になる新作が紹介されていた。
こんなアルファード見たことない!
スタイルワゴンのブースに出展されていた一台。個人所有のアルファードだそうで、パーツの多くはオーナーの自作だとか/STYLEWAGON×FORCE×UNIVERSAL×T-STYLE
「いつかはクラウン」じゃなく「いつかはアルファード」と言われるほど、今やミニバン界の頂点に君臨するトヨタ「アルファード」。
そのカスタムといえば、厳つい顔面の迫力をさらにマシマシにするため、ローダウンするのが定番だったけれど、逆に8インチ(約20cm)も上げたのがこの「デルタフォース アルファード」だ。
しかも、特徴である顔面を惜しげもなくアメフトのマスクのようなブルバーで覆い、フロントグリルには「TOYOTA」のホワイトロゴが掲げられた。
おかげで、本来は夜の街が似合いそうなアルファードが、泥や岩に囲まれたアウトドアにバッチリ似合うオフロード車に!
アルファードが背面にタイヤを背負うなんて! ルーフにはオーニングキットを、リアにラダーを装備している。
アルファードのアゲ車はまだまだ少ないけれど、今後のアルファードのアゲ車登場に期待したくなる、そんな出来映えのカスタムカーだ。
古き佳きカリフォルニアなハイエース
こちらはUSスタイル。ツートーンのボディカラーは8種類用意されている。
さんざんカスタマイズされてきたトヨタ「ハイエース」のはずだったんだけど、彗星のごとく現れたのが「Carica(カリカ)」だ。
その名や見た目から想像されるように、ハイエースを古き佳きカリフォルニアスタイルにカスタムしている。
レザー調のオリジナルシートカバー。オプションで車中泊向けのベッドキットも用意されている。
キラキラしたメッキグリルやバンパー、スクエアなライト&グリル、ツートーンカラーなど、ありそうでなかった西海岸バリバリなハイエースに。
「USスタイル」と「EUROスタイル」の2タイプがあり、ともにメッキグリル&角目四灯なんだけど、グリル形状やタイヤ&ホイールの選択など、味付けがちょっぴり変えられている。
こちらはEUROスタイル。グリル中央がブラックアウトされるほか、タイヤ&ホイールもUSスタイルとは異なる。
新車販売も既に決まっていて、USスタイルは498万円〜、EUROスタイルは508万円〜。現在、絶賛先行予約受付中だ。
西海岸風カスタムの新車といえば光岡自動車の「バディ」(RAV4のカスタム)が大ヒットしているけれど、Caricaもその潮流に乗れるか!? 注目したいハイエースだ。
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