▶︎すべての写真を見る 「街角足元パパラッチ」とは…… いつもの気楽なスニーカーもいいけど、毎日それだとお腹いっぱい。たまには革靴を履いて、装いも気持ちも引き締めたい。ってことで、今回は街のブーツマスターたちにフォーカス。
スナップデータから判明した今冬の3大勢力、「クラークス」「ブランドストーン」「ドクターマーチン」の履きこなしを中心に、こなれた10人のスタイルを見ていこう。
<クラークス>
パパラッチNo.01伊達 崇さん(37歳) 靴=クラークス ベスト、ジャケット=ともにシテン パンツ=オーラリー
メンズブーツで圧倒的に支持されていたのが「クラークス」だ。
伊達さんはクリーミィなベージュカラーのベストで、武骨に傾きがちなデニムジャケットをマイルドに料理。
ご自身で「スニーカー以上、革靴未満」と評する名作「デザートブーツ」は、ダウンベストの色とばっちりリンクさせている。
メリハリを利かせつつ、嫌味のないカラーレイヤードを実践。間違いなく巧みです!
パパラッチ No.02杉浦孝宏さん(33歳) 靴=クラークス コート=オーラリー ニット、パンツ=ともにコモリ
黒~ネイビーのダークトーンで魅せる杉浦さんも、足元にデザートブーツを抜擢。
と思ったら大間違い、こちらはセンターにシームを備えた「デザートトレック」。似て非なる逸品だ。
ボリューム感のあるデザインでワイドパンツとのバランスをとり、素材の使い分けでのっぺりした印象を回避。
コートのメルトン、シャリ感のあるカットソー地、そしてシューズのスウェードで立体的なグラデーションを作る。
パパラッチ No.03山下佑馬さん(33歳) 靴=クラークス ジャケット=リフォメッド シャツ=シーシーユー パンツ=ネーム
ぽってりとしたフォルムのモカシンシューズ「ワラビー」も、クラークスを代表するアイコンのひとつ。山下さんはそのボリューム感とダウンジャケットの重さを上手にマッチさせた。
しかもワラビーはゴアテックス搭載モデルを選び、バケットハットでカルチャーなニュアンスもプラスするなど、シンプルに見えてこだわりがあちこちに。
パパラッチ No.04菊川裕登さん(25歳) 靴=クラークス ジャケット=リーバイス スウェット=チャンピオン パンツ=ポロ ラルフ ローレン
リーバイスの“1st”にチャンピオンのスウェットシャツ、ポロ ラルフ ローレンのチノパン、さらにはクラークスの「ワラビー」というド王道セレクト。ただしサイズ選びが抜群で、独特のリズム感のあるスタイリングに。
ワイドなパンツを無造作にロールアップして、黒い靴と赤いソックスの対比をさりげなく見せるところもセンスフルだ。
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