ヒップホップだけじゃない! 圧巻のパフォーマンス
1階のライブ会場は超満員。「子供たちを守る」という信念で一致したジャンルレスのパフォーマーたちが一堂に会した。
暗いフロアでラップのビートに乗る男性。腕には小さな男の子を抱っこしている。音に合わせて手を大きく振り上げる大人たちの足元を見れば、たくさんの子供たちがステージに釘付けになっている。
大はしゃぎする子供や、ぐずったりする子供の声も響き渡るなか、会場は終始優しい空気に包まれていた。
落語家・滝川鯉八。舞台上に高座が組まれたのはリキッドルーム史上初。小学校の学級会をテーマにした演目を披露。
ピアニストでYouTubeクリエイターの永藤まな(まなまる)。子供たちが大好きな「クレヨンしんちゃん」のモノマネで会場を大いに沸かせた。
香川県の直島を拠点に活動する親子ユニット「福島節と渚」。息の合ったパフォーマンスで会場には温かな空気が流れた。
人気芸人のあばれる君。桑田真澄のモノマネで子供たちの爆笑をかっさらった。「芸人としてリキッドに来られるとは感慨深いです!」。
フリースタイルバスケットボーラーのmic™。頭から足のつま先までバスケットボールを生き物のごとく操り、子供たちを驚かせた。
ブレイクダンス世界チャンピオンのISOPP。ヒューマンビートボックスでも客席を魅了した。
圧巻のパフォーマンスを見せたラッパー、ZORN。30分にわたり『家庭の事情』『いたいのとんでけ』『My life』『最ッ低のMC (2014 Showa Remix)』などを披露。会場の盛り上がりも最高潮へ。
大トリを務めたラッパー、般若。『あの頃じゃねえ』『やっちゃった』『乱世』『TOKYO KIDS (Remix)』、そして目黒区虐待死事件を歌った『2018.3.2』などを熱唱した。
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