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2023.02.04

ファッション

ニューバランス「990」の初代から最新モデルまでを解説! 大注目の“v6”が誘う、未体験の快楽


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ニューバランスの技術が詰まった「990」。昨年末に「v6」へと待望のアップデートがなされ、ラグジュアリーな快適さに磨きがかかったらしい。

さて、どこが変わった&変わらなかった?

未体験の快楽へ誘う「990v6」

「990」の6世代目にあたる「v6」が登場。最新アスリートシューズと同じ「フューエルセル」をミッドソールに搭載し、“Nロゴ”回りのデザインも刷新。一方でグレーを基調に異素材使いの伝統は変わらず、新しいクラシックの風格十二分。3万6300円/ニューバランス(ニューバランスジャパン  0120-85-7120)

3万6300円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)


1000点満点で990点。この謳い文句で知られる「990」は、一般的なジョギングシューズとは快適さのレベルが段違いである。

インソールメーカーから発展したブランドならではの衝撃吸収と安定性の最新技術がつぎ込まれ、とにかく歩きやすい。加えて見逃されがちだが、モカシンシューズと同じ袋縫い製法を採用しているので、足を包み込むようなフィッティングも持ち味だ。ゆえに実に気持ちいい!

さらにはバージョンアップのたびに最新ソールにアップデートされるため、「その時点での990点の履き心地」を更新し続けてもいる。

先日登場した「990v6」もその例に漏れず、アスリートが使用する素材を使用するなど最先端を追い求めている。半面、グレーをベースとしたカラーリングとオーセンティックさも感じさせるデザインは不変だ。

つまるところ、最新の「990v6」はEV化されてもデザインが変わらない車のよう。モデルチェンジで足回りの快適さを進化させつつも、アイデンティティたる見た目の骨太さはそのままなのだ。

だから約束しよう。最新の「990v6」には、どんなNB党も未体験の快楽が待っている—— と。


1982年から連なる歴代「990」のヒストリーを写真で追う



[1982]900番台の礎を築いた初代「990」
ミッドソールに「エンキャップ」を採用。当時で100ドルというプレミアムな価格に相応しい雲上の履き心地を提供した。




[1998]「アブゾーブ」搭載で刷新された「990v2」
クッショニング材「アブゾーブ」を初採用。「990」の顔たる、甲部分のメッシュを補強する特徴的なデザインも本作から。




[2012]ハイテクミッドソールに進化した「990v3」
2000年代を支えた「991」〜「993」の後継として登場。アスリート向けモデルに採用するソール材「レブライト」で軽量化に成功。




[2016]サポート、クッション性が進んだ「990v4」
ポリウレタンと「アクティバライト」によるエンキャップ構造のミッドソールが特徴。歴代モデルと比べて白みの強いグレーを採用する。




[2019]ハイテク具合がネクストレベルな「990v5」
ベースは不変ながら、履き口に熱可塑性ポリウレタン素材のストラップを施してホールド感を高めるなど、全体的にアップデート。

水野美隆、若林武志=写真 安部 毅、いくら直幸、磯村真介(100miler)、加瀬友重、菊地 亮、今野 壘、増山直樹、八木悠太=文 アズーラマーレ 佐島=撮影協力

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