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2023.01.29

ファッション

ニューバランス「574」を詳細説明。人気の理由や種類、ダサい?という一部評価の真相など


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ニューバランスと言えば、世界的にも人気があり、スポーツからタウンユースまで幅広い商品を展開しているブランド。

ニューバランスで特に人気なスニーカーの中でも、「574」はスポーツシューズを原型にしながら普段使いでの快適さも追及され、世界中で愛されているロングセラーのひとつだ。

しかし、574にはデザイン的に類似モデルが多いことから違いが分からない人も多いだろう。そこで今回は、ニューバランスの574について詳しく解説する。


ニューバランス「574」とは

ニューバランス574とは。

ニューバランス「574」とは。


ニューバランスといえば世界的に有名なスポーツメーカーでありながら、人気のシューズメーカーでもあると、誰もがイメージするだろう。各モデルについて詳しく知る際には、まずメーカーの起源を知ると面白い。

ニューバランスは1906年に「矯正靴」の製造メーカーとして生まれた。主にアーチサポートインソールや、偏平足を改善するシューズを製造していた。シューズを履いた人に「新しいバランス感覚をもたらす」という意味で、今の社名が誕生している。

足の解剖学的な知識、整形外科・運動生理学に対する深い理解があり、ニューバランスが手掛けるシューズは、フィット感や履き心地、機能性に多大なこだわりがある。

現在ではその知見を元に、ランニングを始め、さまざまなスポーツのシューズメーカーとしても支持されているのだ。

トレイル355

トレイル355


ニューバランスの長い歴史の中で、バージョンアップしながら多くの人に履かれてきたシューズがニューバランス574だ。1977年に登場した「トレイル355」が原型であり、そこから555・565・575・576・574と変化している。

当初はオフロード用のシューズとして開発されていたが、現在ではスポーツユースのみならずタウンユースのシューズとしても、幅広い人に愛されている。


ニューバランス「574」の種類

クラシックタイプの574

ニューバランス574には大きく分けて「クラシックタイプ」と「スポーツタイプ」の2種類に大別される。

ML574

ML574


クラシックタイプはニューバランス574の標準的なモデルであり、古き良き時代のデザインという印象を受ける。代表的なのはカラーバリエーションが豊富な「ML574」シリーズ。

ニューバランスの伝統的なデザインであるだけでなく、グリップ力やクッション性などの機能性も高く、抜群の歩き心地を実現している。

スポーツタイプのニューバランス「574」

ニューバランス574のなかで、スポーツタイプの数は少ない。同じベースであるためクラシックタイプと共通する部分は多いものの、ランニングなどのスポーツにマッチした見た目になっている。

スポーティなデザインだけでなく、クッション性や軽量性が高まっており運動にも適しているだろう。さらに、衝撃吸収・反発素材を使用し、フィット感を高める構造を採用している。

タウンユースでも快適性を発揮しながら、運動を楽しむシーンでより活躍するのがスポーツタイプだ。

ニューバランス「574」の特徴

快適な履き心地

快適な履き心地。

快適な履き心地。


574はもともとトレイル・オフロードのランニング目的で開発されたシリーズなだけあり、快適な履き心地に定評がある。

陸上競技のトップ選手の中でニューバランスを愛用する人も多いことから、高い技術力が伺えるだろう。実際の履き心地は、包まれるような感覚であり安定感がある。

アウトソールは硬めであるものの、存在感がある凹凸のラグによりグリップ性が向上。クッション性が高いミッドソールにより、長時間の歩行も快適にしてくれる。

オフの日に1日中外出する予定があるときに、ニューバランス574は強い味方になってくれる。

豊富なカラーバリエーション

574は、長い歴史の中で、より多くの人が手に取れるように、豊富なカラーバリエーションを展開している。

自分に合ったスニーカーを選びたい人にとって、多色展開しているのはありがたい限り。同じシューズでも色違いを選ぶ楽しみがある。

また、同じ靴の色違いであれば、サイズ感やフィット感などで失敗することも少ないだろう。

定番の「デカNロゴ」

デカNロゴ

デカNロゴ


574は「デカNロゴ」も大きな特徴のひとつだ。

サイド部分に施された大きめのロゴマークは、「デカN」と呼ばれ、現在主流の小さめのNロゴよりも存在感がある。また、レトロな雰囲気を漂わせていることもあって多くの人から支持されている。

ニューバランス574のトレードマークでもあるデカNロゴを好む人も多く、シューズ全体からファッションアイテムとしてのカジュアルさを演出する要因にもなっているだろう。

比較的安価で買える

このシリーズは他のシリーズよりも比較的安価で購入できる。もちろん同シリーズでもモデルによって価格に違いはあるものの、1万円前後のモデルが大多数を占めており、高いものでも1万5000円~2万円ほどで購入可能だ。

比較的安価なモデルだが、デザイン面は人気があり、機能性も他のモデルと遜色ない。ある意味、ニューバランスの中でもコスパが良い商品と言えるかもしれない。

丸みのあるシルエット

丸みのあるシルエット。

丸みのあるシルエット。


ニューバランス574は、舗装されていない荒地でも走れるように開発されたことから、アッパーの素材は強度が高いしっかりしたものが使われており、全体的にボリュームがある仕上がりになっている。

幅広でゆったりとしたシルエットからは、カジュアルさや可愛らしさが漂う。

そのこともありスポーツ寄りの出自であるものの、女性からの支持が高いのも特徴だ。

ニューバランス「574」はダサいのか?

574は長く愛されているモデルでありながら、一部では「ダサい」という不本意な評価も受けている。

その評価の理由はさまざまだが、例えばニューバランス574のトレードマークでもある大きなニューバランスロゴが目立つことにより「安っぽい印象を受ける」という意見もある。

他にも、シャープなシューズが好みの人にとっては丸みを帯びたシルエットがマイナス要因になり、「レトロなデザインがダサい」とも言われていることも。

これらは意見が分かれるポイントであり、そのレトロさや可愛らしさをお洒落に感じる人も多い。


ニューバランス「576」との違い

576

576


ニューバランス574は、登場の順番的に前モデルである576とよく似ている。

実際に、もともとのモデルである576を、より多くの人でも履けるようにと作られたのが574だ。

576のアッパーには上質なレザーが使われており、ベースのデザインは似ているものの高級感が出ている。価格も2万円前後のモデルが多い。

そのため、574の次に少し特別なシューズが欲しいときは576、というように選ぶと良いだろう。

ニューバランス「996」との違い

996

996


574は966とも似ていると言われる。

996は574と比較すると、比較的すっきりとした印象を持つシャープなシルエット。アウトソールに関しては、凸凹が目立つ574とは違い、フラットな作りになっている。

軽量な作りであり、シューズの重量感を気にする人でも選びやすい。他にも、574はカラーバリエーションが豊富だが、996は落ち着いたグレーやネイビーなどの定番カラーが多いのも違いと言える。

まとめ

ニューバランス574は定番モデルであり、ファッション性と機能性を両立したハイクオリティなシューズだ。

さらに、ニューバランスの他の人気モデルと比較すると安価であることから、入手しやすくコスパが良い点も魅力。

カラー展開も豊富であるため、お気に入りの服にも合わせやすいだろう。スニーカー選びに迷ったときは、是非ニューバランスの574を思い出してほしい。

5rich=文

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