「本物の考え方や経験を自分の経験に照らし合わせることが、成長を加速させる」
Q:あらためて、山田さんがTHE WORDWAYを立ち上がるにいたった思い、そして目指す未来について教えてください。 私が海外での生活やスポーツを通じていろんなことを学んできた中で、 自分が主体性をもって行動し続けていくことで何か後から生まれてくるものがあったなと感じていて、子どもたちが将来いろんな選択肢を持って社会に出て行ったり、いろんな選択肢を持って自分が成長することができる環境を、日本の中でも作っていきたいというふうに思ったのが始まりです。
THE WORDWAYは、「行動変容マガジン」として、たくさんのビジネスマンに目標を超え続けて頂きたいと思ってまして、自分の目標を超えた後に見える目標を作れたり、何かをチャレンジするための一歩を踏み出してもらいたくて作りました。
Q:立ち上げの時から常々、どれだけ「質」にこだわれるかという話を繰り返してきました。 私が海外に行って感じたのは、本物を見て、本物の真似をして、本物の考え方、経験を、自分の経験に照らし合わせたらどうなるんだろうっていうのを、常に疑問を持ちながら生きてきて、自分の成長につながったり、成長のスピードを加速させてくれたのは、経験を形に変えてきた人たちの、やっぱり本物からの言葉や、トップオブトップから学ぶことが大きかったなと思うんです。
だからこそトップオブトップの人達から話を聞いてもらうことが、みなさんのヒントになったり、成長の加速に繋がったりするんだろうと信じています。
Q:読者に自分事として吸収してもらうためにTWWが意識していることはありますか? 初めの印象で「すごい人だからできるんだろう」と考えてしまって、自分の中に入れ込むのが難しいというケースは少なくないと思うので、彼らの実績や戦績ではなく、アチーバー自身の生きてきた経験の中で、本当些細なことでもすごく大きな経験に変わっている部分っていうのを出し続けてると思うので、彼らの言葉のストーリーの中のこの一部分をもっと深く感じてほしいと思っています。
なぜ声を入れたかったかと言うと、耳と目で情報をキャッチすることで彼らの抑揚であったり、声の大きさ、スピード、そういう部分で伝わり方が全然違うなと実感しています。やっぱり私もアスリートの仲間と会ってお話を伺う方が、自分の心の中に響いて残る事が多かったので、やっぱり人の声で聞くことで浸透する、頭の中に残る長さは違うなと思うんです。
Q:まだまだ成長過程ということですが、これからの展望、どんな未来を描いていますか? そうですね。THE WORDWAYを通して、私たちの伝えたい芯の部分、アチーバーの方々が伝えたい芯の部分っていうのを読者の方々が感じていただいたり、読んでいただいてフィードバックとして返ってきていることは非常に嬉しいことだと思っています。
それを次は、読んで頂いた方が実際にいかに行動変容として自分の変革を怖がらずに楽しんだのかというところを共有することが、次のステップなのかなと思っています。
例えば、小さなコミュニティを作って、THE WORDWAYの仲間となっていただいて、読者の皆さんの経験や、読んだ後に起こした行動をみんなで共有しながら、発表の場を設けたりできればなと思っています。これからも、是非THE WORDWAYを楽しんでいただければ嬉しいです!
PROFILE
■山田幸代(やまだ・さちよ)
1982年8月18日、滋賀県出身。2001年大学と同時にラクロスを始め、翌年に、年代別の日本代表に選出される。その後は数々のタイトルを獲得し、2005年には日本代表としてワールドカップに出場。5位入賞の原動力となる。また、2005年には大学を卒業し、某大手通信会社に就職。社内でトップセールスを記録するなど、プロ活動を始めるまで営業職とラクロスを両立していた。2007年9月にプロ宣言し、オーストラリア代表としても活躍。現在は日本初のプロラクロス選手として活躍中。スポーツアンカーとしても活動し、数々の番組に出演中。