荒野を駆ける「ウラカンステラート」は、遊びから生まれた!?
ウラカンステラート
ランボルギーニがマイアミビーチで発表したのが、ウラカンのオフロード仕様「ウラカンステラート」だ。
ウラカンの備えているスーパースポーツカーのドライビング体験に加え、ラリーカーの楽しさも味わえる、一粒で二度美味しい的なモデルだという。
こちらもベースのウラカン同様、ミッドに搭載されるのは5.2LのV10エンジン。最高出力は618ps、最大トルクは560N・m。0-100km/hは3.4秒で最高速度は260km/h、もちろん4WDだ。
ウラカン・EVOと比べて最低地上高は44mm高められて、頑丈そうなホイールアーチが備えられたオフロード仕様のエクステリア。
走行モードを切り替えられる機能は、「ストラーダ」「スポーツ」の他に「ラリー」が加えられ、計器類もデジタル傾斜計やコンパス、地理座標表示、ステアリング角度表示などが採用された。
さらにAppleウォッチの心拍情報をリンクさせて、運転パフォーマンスを測定する、なんて小ワザもこなす。
実はこの車、車両開発の際に何人かで「古いウラカンでちょっとダートを走ってみようぜ」と“遊んで”みたらしい。
そしたら「こりゃ面白い!」となったようだ。
ちなみに、このウラカンステラートが最後の内燃エンジン・オンリーの“ランボルギーニ”で、以降は電動化が加えられると言われている。
2023年2月より世界限定1499台で生産されるというから、まずは同社のホームページ(既にウラカンステラートがラインナップしている)へ!