特集
OCEANS Fashion X Talk
2022.11.16
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2020年の秋冬シーズンに始まった「ザ・ノース・フェイス」と「エンダースキーマ」によるコラボレーション企画はラストシーズンを迎えた。
“変わるもの、変わらないもの”をテーマに、両ブランドの素材や機能、耐久性、普遍性など、それぞれのアイデンティティを滲ませるプロダクトを発表してきたが、ラストもまた秀逸だ。
メイン素材となるのはダウンやキルティング。展開する全4型に使用しながら、コラボレーションならではの世界観を作り上げている。なかには、30周年を迎えた“ヌプシ”もラインナップ。
高所登山におけるテントブーツをベースにデザインされ、室内外両方に対応可能な「HS ヌプシ ダウン ミュール(HS Nuptse Down Mule)」がそれだ。
素材の切り替え、ステッチワークの工夫、パーツ使いによって、インラインとはまったく異なる表情となっている。
また、2021年春夏コレクションで登場した「HS クライミング ダイバーシティ」のアッパーにダウンを採用、取り外し可能なインナーソック仕様が特徴の「HS ダウン クライミング ダイバーシティ 」にも注目だ。
ブラックボディに白ロゴが映える、人気シューズの秋冬モデルである。
そして“ヘチマ柄”のキルトワークが印象的な大判サイズのブランケットは、レザーハンドルによってコンパクトに収納できる設計に。パートナーとの兼用も問題ないだろう。
今回のコラボで最後となるのは、こちらのビーニー。被るだけかと思いきや、ネックウォーマーにもなる2-WAY仕様で、ザ・ノース・フェイスがアウトドアフィールドで培ってきた機能性や軽量性を備えたギア(道具)にもなっている。
ラストシーズンも、多様な対比を取り込みながら「変わるもの、変わらないもの」を表現した良コレクション。
現在すでに両ブランドの特設サイトにて抽選販売を開始しており、11月25日(金)からは、それぞれのオフィシャルオンラインショップでの一般販売も行う。
この融合が見られるのは今季が最後。このラストを見逃す手はないと思うのだ。
[問い合わせ]
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
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スキマ 恵比寿
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