東京・浅草で生まれたレザーブランド「エンダースキーマ」。
2010年にデザイナーの柏崎 亮氏が立ち上げ、シューズをはじめ、カバンや財布、小物に至るまで、さまざまなレザープロダクトを展開する。
そんな彼らを語るうえで外せないのが 「manual industrial products(マニュアル・インダストリアル・プロダクツ)」、通称「mip(エム・アイ・ピー)」。誰もがよく知る傑作シューズをレザーシューズの製法によって再構築する人気シリーズだ。
10年前に誕生して以来、毎シーズン1型ずつ増えていった結果……
現在、なんと21型のモデルがラインナップ! こうして見ると「圧巻!」のひと言である。今やエンダースキーマを象徴する存在となったmipは、どのように生まれたのか? その歴史を分析してみよう。
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