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2022.11.17

ファッション

カナダグースを“街っぽく”着る。深みのあるグレーで都会的なダウンジャケットを

2006年9月号。当時、ネイビーに頼りがちだったスーツスタイルに一石を投じるべく「都市型グレー」を強く推した、創刊第3号となる2006年6月号。服飾専門書や映画、英国王室のアーカイブなどを参考に、男にとってのグレーの魅力を解説。

2006年9月号。当時、ネイビーに頼りがちだったスーツスタイルに一石を投じるべく「都市型グレー」を強く推した、創刊第3号となる2006年6月号。服飾専門書や映画、英国王室のアーカイブなどを参考に、男にとってのグレーの魅力を解説。

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誰しも、色それぞれに抱く印象は異なる。「情熱的」な赤、「爽やか」な青、「精悍」な黒、「クリーン」な白。明確に定義されたわけでもないのに、これらのイメージは慣用的に広く使われている。

で、ここでの主題であるグレーはというと、オーシャンズでは「都会的」という文脈で語ってきた。

上の写真でも分かる通り、実は創刊3号目とかなり早い段階からその特性に着目していたのだ。

 

ダウンジャケット12万3200円/カナダグース 03-6758-1789、パンツ7万7000円/サンスペル(サンスペル 表参道店 03-3406-7377)、ニットキャップ4620円/ザ ファクトリーメイド(中央帽子 06-6972-8881)、ブーツ4万5870円/レッドウィング(レッドウィング・ジャパン 03-5791-3280)


今回選んだ“グレー”は「カナダグース」のダウンジャケット。

高品質ダウンによる厳冬期でも余裕な本格仕様はそのままに、都市生活に馴染むデザインを追求した「ブラックレーベル」のもの。その証が左腕の黒いワッペンだ。

チタニウムと名付けられた深みのあるグレーがまさに街っぽい。



快適性も求めながら、洗練された装いも追求する。ならば、ボトムスはニットパンツで、グレーを引き締める黒を選択し、統一感を図った。



足元は名品「アイリッシュセッター」の安定感に頼りたい。モノトーンでスマートにまとめたスタイルだからこそ、質実剛健でボリューミーなブーツの“ひとクセ”が利く。

清水健吾、干田哲平、高橋絵里奈=写真 梶 雄太、来田拓也、松平浩市=スタイリング yoboon(coccina)、勝間亮平、竹井 温(&'s management)=ヘアメイク 加瀬友重、高村将司、オオサワ系、安部 毅、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、大木武康、大関祐詞、今野 壘=文

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