特集
オフタイムに突撃!業界人“リアル私服”パパラッチ
クライマーとして、またサーファー、釣り人、カヤックをする人としての彼の人生によって彼のデザインが生まれた。最初はクライミングのための道具、次に衣類だね。彼は、市場に存在するニーズを汲み取ろうとするのではなくて、特定のアクティビティにとってのニーズからスタートし、その解決策を見つけようとしてきた。
1972年頃のイヴォン・シュイナード氏(c)Tom Frost
パタゴニアは最初、岩に擦れても耐えられるような頑丈なスポーツウェアから出発し、山で重ね着をするというコンセプトへと拡張していった。パタゴニア・プロビジョンズは同じ方向性から生まれたものだ。一つ一つの製品には、食品システムや農業の問題を解決しようとする意図がある。
イヴォンは自然を愛していて、自分も自然の一部だと感じていたし、自然を保護することが彼の会社の柱であり、環境負荷を最小化することが彼にとっての「質」であると定義していた。プロビジョンズでは、味、栄養、そして土壌を健康的にしていくことや、海洋の生態系の回復を助けることが、質として定義されている。
──創業者のシュイナード氏自身は、アスリートからビジネスパーソンへの変化をどうやって成し遂げたのか?

高以良潤子=インタビュー・構成 石井節子=編集
Forbes JAPAN=記事提供
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