▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 硬派で鳴らすジープが、いよいよ電気自動車の開発に本腰を入れた。2030年までにアメリカでの販売の50%を、ヨーロッパ市場では100%を電気自動車に移行するというのだ。
ジープのCEO、クリスチャン・ムニエ氏は「これは、世界中のジープ・ファンのためだ」とする。ジープに乗った人々が冒険するのは地球であり、豊かな地球があっての冒険であり、ジープだということだろう。
今回は2台の電気自動車の画像が初公開され、加えてもう1台、新モデルを2023年はじめに発売するとした。早速、この3台を見てみよう。
日本でも販売予定のジープ初BEV「アヴェンジャー」
ジープ「アヴェンジャー」
ジープ初の電気自動車として、まず2023年にヨーロッパでデビューするのが「アヴェンジャー」だ。
詳細なスペックはまだ不明だが「レネゲードの下に位置づけられる」というから、コンパクトサイズのSUVだと想像できる。
といっても、そこはジープ。
「このセグメントとしては驚異的な地上高(ロードクリアランス)」を確保し、荒くれた路面を厭わず、1回の満充電で400km走れることを目指すとしている。
しかも、うれしいことに日本にも導入予定。レネゲードよりさらにコンパクトで、電気自動車で、悪路もへっちゃらなジープ、となれば日本でも大活躍間違いなしだ。
ヨーロッパでは10月17日から開催されるパリ・モーターショーで披露されるとともに、同日から予約を開始し、2023年初めには販売が開始されるというから、日本でも近々実車を見ることができるかも!?
2/2