▶︎すべての画像を見る ちょっとギラっとしていて、着けるシチュエーションやスタイルを選ぶ。ゴールドウォッチにそんなイメージを持っているなら、改めるべきときが来たかもしれない。
今年、世界的なトレンドと相まって、魅惑的なゴールド新作が数多くリリースされている。
ここで紹介するのは、「スポーティさ」と「付けやすさ」を併せ持った2022年話題のゴールドウォッチたち。「金」のイメージを変えるその魅力を紹介しよう。
マリンスタイルなゴールドウォッチ
「オイスター パーペチュアル ヨットマスター 42」18ctイエローゴールドケース、42mm径、自動巻き。314万7100円/ロレックス(日本ロレックス 0120-929-570)©Rolex
ロレックスの「ヨットマスター」は、1992年に発表されて以来、同社が誇るプロフェッショナルシリーズにその名を連ねている。
防水腕時計の先駆者であるロレックスの卓越した技術に支えられた完璧なマリンスタイルの腕時計は、船上でも陸地でも最大のパフォーマンスを発揮する。
ヨットマスターの42mm径では初となる18ctイエローゴールドを採用した本作は、カジュアルスタイルに最適な1本だ。
自社専用の鍛造所で製造を所有するロレックスのこだわりが反映されたイエローゴールドは、優雅なセーリングの世界観を演出するために欠かせない。
ブラックダイヤル、セラミック製マットブラック セラクロム インサートとのコントラストによって輝きを増している。
そして、柔軟性のあるメタルブレードをブラックエラストマーでコーティングしたオイスターフレックスブレスレットは、スポーティな雰囲気を備えると同時に快適な装着感を約束する。
ローズゴールドの柔らかな表情に惹かれる
「クロノマスター スポーツ」18KRGケース、41mm径、自動巻き。440万3300円/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス 03-3575-5861)
“ゼニスの新定番”と呼ぶに値する人気のスポーツウォッチ「クロノマスター スポーツ」は、2021年の発表から常にバックオーダーを抱え、予約をしないと購入できないほどのヒットを飛ばしている。
その洗練された佇まいは、ゼニスが誇るクロノグラフムーブメントとして名高い「エル・プリメロ」を搭載した最初期のモデル「A386」のデザインを色濃く受け継いでいる。
両者の異なる点は、直感的かつ瞬時にクロノグラフを読み取れるために装着した1/10秒単位の計測できるベゼル、現代的な41mm径のケースサイズなどが挙がる。
2022年の新作として登場した18Kローズゴールドモデル2本のうち、こちらで紹介するのは、マット仕上げのホワイトダイヤル。ケースはもちろん、ベゼルからブレスレットまでローズゴールドで統一することで、ダイヤルと同様、柔らかな表情に仕上げている。
オーソドックスなステンレススチールモデルも捨てがたいが、ローズゴールドモデルを着用したときの高揚感は、何にも代え難いものがある。
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