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歴史を感じる落ち着いたイエローゴールド

「ヒストリーク 222」ブティック限定、18KYGケース、37mm径、自動巻き。897万6000円(2022年9月現在)/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755

「ヒストリーク 222」ブティック限定、18KYGケース、37mm径、自動巻き。897万6000円(2022年9月現在)/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755


ヴァシュロン・コンスタンタンの創業222周年にあたる1977年、ブランド初のスポーツウォッチとして限定発売された「222」は、「オーヴァーシーズ」の始祖としてマニアの間では知られている。

初の復刻にあたって、歴代モデルから選ばれたのは、初代と同じステンレススチール製ではなく、18Kイエローゴールド製のRef.44018だった。

フォーマル向けの2針、37mm径の薄型ケースなど随所でドレスウォッチ的な要素を取り入れた222が持つデザインコードを忠実に再現しつつ、最新の薄型自動巻きムーブメントCal.2455/2の採用、ケースの構造やブレスレットの装着感などを見直すことで現代的にブラッシュアップした。

従来のスポーツウォッチでは見られない高度な仕上げは落ち着いた雰囲気を演出する。ジャケットからデニムまで似合う理想のゴールドウォッチがここにある。


化学反応を生む独自のゴールド×異素材

「クラシック・フュージョン クロノグラフ イエローゴールド」18KYGケース、42mm径、自動巻き。330万円/ウブロ(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ 03-5635-7055)

「クラシック・フュージョン クロノグラフ イエローゴールド」18KYGケース、42mm径、自動巻き。330万円/ウブロ(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ 03-5635-7055)


通常の18Kゴールドより硬く傷のつきにくい、独自素材の「マジックゴールド」を開発するなど、ウブロはゴールドへのこだわりが並外れて強いブランドだ。

とりわけ1980年のデビュー作「クラシック・オリジナル」で披露した、当時ではありえなかったイエローゴールドケースとラバーストラップという2つの異素材を組み合わせた斬新な提案は、人々の関心を集め、高級時計の世界に革命を起こした。

このモデルへオマージュを捧げた新しいコレクションのなかでも、クラシック・オリジナルに最も色濃く受け継いでいるのが「クラシック・フュージョン クロノグラフ イエローゴールド」だろう。

「クラシック・フュージョン クロノグラフ」で初めてイエローゴールドを採用したモデルは、ご覧のように上品かつ控えめなスタイリングに仕上がっている。

戸叶庸之=文

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