▶︎すべての画像を見る あるんだよね〜、押し入れにしまいっぱなしの羽毛布団。自宅もだけど、実家なんて特に。花柄のやつとかで、受け継ぐには少々抵抗があるタイプが。
それを処分すべきか悩んでいるのなら、「ナンガ」による羽毛布団の仕立て直しサービス「リアクト(Re:ACT)」を試してみてほしい。
創業81年の歴史を持つ「ナンガ」は、ジャケットやシュラフといったダウン製品の名門としてお馴染みだが、実はその前身は布団メーカーだ。
昨年からは、社員向けに作っていた“賄い布団”をベースに、「グッド スリーピング」なる布団レーベルを立ち上げている。
確固たる布団作りのノウハウを持つ「ナンガ」のアップサイクルな試みである本サービスでは、ヘタリ切った羽毛布団を解体し、中の羽毛をリフレッシュ。さらにそこへ新しい羽毛を追加して、ふかふかのナンガ仕様の布団に蘇らせるという。
その手順を簡単に紹介したい。
まず、預かった布団を専用のクリーニング工場で丸ごと水洗いし、羽毛に含まれた長年の汚れや、ダニ、ホコリなどを一気に洗い流していく。
続いて中身を解体し、洗浄が済んだ羽毛はほぐしてリユースし、ボリュームが足りない分を補填。
ホワイトダウン90%、フェザー10%の割合になるよう羽毛を追加し、保温力を高める。
また、立体キルト加工にもこだわりが。表地と裏地の間にマチを作ることで、羽毛が偏ることなくふっくらとパッキングされる。
仕上がりパターンはシングルとダブルの2種類。羽毛1kg未満、羽毛率50%未満の羽毛布団はサービスの対象外なので、品質表示を必ずチェックしよう。[左]150×210cm「リアクト ダウン デューベイ シングル(仕立て直し布団シングル)」2万7500円、[右]190×210cm「リアクト ダウン デューベイ ダブル(仕立て直し布団ダブル)」3万8500円/ナンガ https://nanga.jp/feature/content/re-act
しなやかなコットンサテン生地は「ナンガ」のロゴがプリントされ、ルックス面も申し分ない仕上がりだ。
シュラフのようにコンプレッションバッグに包装されて戻ってくるものニクい。
布団カバー シングル 150×210cm 8250円、ダブル 190×210cm 9900円/ナンガ https://nanga.jp/feature/content/re-act
別売りでナンガの掛け布団カバーもリリースされているので、これを機に睡眠環境を一新するのもアリだろう。
本格ダウンブランドによる、原点回帰の羽毛布団アップサイクルサービス。新品のように生まれ変わったボリュームたっぷりのふわふわ感をぜひ体感すべし!
[問い合わせ]ナンガhttps://nanga.jp/feature/content/re-act