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ブランドの強い信念を感じさせるトング



今回、清水さんが愛用品として紹介してくれたのが、この“トング”。これまで多くのパタゴニアンに”Myパタゴニア”を見せてもらったが、さすがにトングを紹介してくれたのは清水さんが初である。



「これは“現”カルフォルニアジェネラルストアのオープン準備をしていた頃に購入しました。毎年リリースしているものではないようですね。このショップをオープンするにあたって、ビーチクリーンも引き継ぎたいと考えていました。

そこで、いろいろ調べているうちに、こんなカッコいいトングを見つけたんですよ。スタッフ分もまとめて購入したかったのですが、在庫がなく、4本しか買えませんでしたが(笑)」。

トングの先端にはラバーグリップが付いており、明らかに焚き火などには不向き。まさにゴミ拾い用に作られたものと推察できる。環境保全に力を入れる、パタゴニアらしいアイテムである。所有欲も刺激されるレア品だ。

トングを持ち、ハワイで購入したというパタゴニアのハットを被れば、清水さんのビーチクリーンコーデの完成だ。



「ハワイに行ったら、必ずと言っていいほどみんなノースショア側のパタゴニアへ寄りますよね(笑)。エリア名が入ったものなど、その土地のパタゴニアのスーベニアみたいなTシャツがあるじゃないですか。そういうのは僕もつい買っちゃいます。このハットを購入したのも、そんなノリに近かったですね」。



清水さん曰く、このハットは「国内ではあまり見かけたことがなかったモデル」で、当初は奥様が自分用に買ったものだそう。

「でも、最近は僕が被っちゃってます(笑)。ブリムも広く、日除けにもちょうどいいので。これらのアイテムで固めながら、洋服は動きやすさと気持ち良さをキモにしています。この時季は基本はTイチ。さらに海でも映える白パンがお約束になっていますね」。

そして、日々スタッフとともに店舗周辺や鵠沼海岸のゴミ拾いを続けている。



「このお店を立ち上げたときのコンセプトのひとつに“サステナブル”がありました。ショッパーを用意していないのもその一環です。もちろん、この場所に構えたからにはビーチクリーンもマストですよね。

このエリアにはKBCC(鵠沼ビーチクリーンクラブ)というサーフチームのボランティア団体があるのですが、その方々が行っている活動にも月に一度参加しています」。


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