▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 人気者になるほど、大きく変化するとそれまでのファンが離れる可能性がある。かといって現状を守るだけでは、すぐに“古いもの”になってしまう。
そんな進化と守勢の二律背反に挑んだのが今秋、日本に登場するレクサスの新型「RX」かもしれない。
1998年に北米で販売された初代RXは、それまでトラックベースのワゴンが主流だった世の中に、SUVという言葉を定着させた立役者。今やレクサスブランドの看板車だ。
その5代目が、先ほど初公開された。
見ればすぐに「あ、RXだね」とわかる。
フロントにはしっかりスピンドルグリルが備わるし、サイドのガラスエリアがリアまで流れ込むようなフローティングピラー……一見すると4代目とあまり変わらない。
けれどフロントまわりを改めてよく見ると、スピンドルグリルが付いているのではなく、もはやボディ自体がスピンドル“ボディ”になっている。グリルとボディがシームレスに繋がっているのだ。
全長が4代目と同じなど、見た目のサイズ感は変わらない。けれどホイールベースは60mm伸び、横は25mm広がり、10mm低くなった。
たったそれだけと思うかも知れないが、実はリアの足回りが一新されたり、骨格が改良されたり、低重心化されている。
4代目とほぼ同じサイズで、実は走りの質を高めるために数多くの改良が施されている。一方で4代目と異なり3列7人乗りは設定されないようだ。
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