「ロイヤル オーク オートマティック」K18PG×SSケース、37mm幅、自動巻き。341万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
「腕時計の360度全方位的大解剖」とは……▶︎すべての画像を見る 誕生50周年を迎え、魅力に磨きがかかるオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」。膨大な手間を惜しまず創るため需要に供給が追いつかず、市場は常に枯渇状態だ。
そのなかから注目モデルを手に取り、全方位から魅力を分析する。
写真上は、37mm幅の小ぶりなサイズに、ラグの面取りを広く取り、美しい光沢を際立たつ一本。
ダイヤルでは従来の「AP」ロゴを省いたシンプルなシグネチャーと、リング状だったミニッツセコンドをタペストリー上に配す。深まる風格と存在感はラグジュアリースポーツウォッチの先駆に相応しい。
[Variations]
[上]「ロイヤル オーク クロノグラフ」K18PGケース、41mm幅、自動巻き。577万5000円、[左下]「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン」SSケース、41mm幅、自動巻き。価格要問い合わせ、[右下]「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン」K18PGケース、39mm幅、自動巻き。814万円/すべてオーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
[上]クロノグラフはフライバック機能の一体型Cal.4401を搭載する。
[左下]フライングトゥールビヨンモデルも新デザインと50周年ローターを採用。
[右下]初代を継承するスタイルの“ジャンボ”。8.1mm厚の薄型ケースも特徴だ。
[Fashion]
腕時計341万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)、カーディガン1万9800円、Tシャツ6600円/ともにブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)
合わせる服はシンプルでミニマル。それが「ロイヤル オーク オートマティック」の存在感を最大化させる方法だ。
カーディガン×白Tシャツの定番大人カジュアルもご覧のとおり、アップデートしてくれる。
[Movement]
新キャリバーに映える50周年記念ローター
2003年登場のCal.3120に代わり、新開発のCal.5900を初搭載する。厚みは従来の4.26mmに対し、3.9mmと薄くなり、振動数も3Hzから4Hzに向上しつつ、約60時間のパワーリザーブを維持する。
50周年を記念した、50の数字とロゴを刻んだ専用ローターも時計愛好家の心をくすぐる。
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