数年前のブルーダイヤルの大流行から、今は爆発的なグリーンダイヤルブームの真っ只中。
そんな昨今のカラーダイヤル人気のワケを裏打ちする、オーデマ ピゲ、カルティエ、オメガ、3つの名門イチ押しモデルを紹介しよう。
ブルーダイヤルの開拓者による新定番
今では完全に定着化した人気のブルーダイヤル。高級時計の世界で見るようになったのはおよそ1970年代頃からであり、1972年に発表されたオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」のファーストモデルはその代表例のひとつだ。
稀代のウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタが当時ではありえなかったステンレススチール製の高級スポーツウォッチのために選んだダイヤルカラーは、ホワイトでもなく、ブラックでもなく、深みのあるブルーであった。
この選択が正しかったことは歴史が証明している。
そして、2019年に発表された26年ぶりの新コレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」でも、ロイヤル オークから受け継がれたブルーダイヤルの伝統が息づいている。
ここで選んだのは、18Kホワイトゴールドケースとサンバースト模様のスモークブルーラッカーダイヤルを組み合わせた最新作の3針とクロノグラフだ。
新しくテキスタイル調のブラックラバーのストラップを採用するなど、カジュアルなファッションにも合うデザインに仕上げた外装には、オーデマ ピゲらしい革新性が感じられる。
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