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カルティエ「タンク」ならではの色使い

2021年は各社から多くのカラーダイヤルが発表されたが、レッド、ブルー、グリーンの3色で展開するカルティエの「タンク マスト」は抜群の存在感を示し、完売店が続出するほどのヒットとなっている。
「タンク マスト」SSケース、33.7×25.5mm、クォーツ。33万9900円/カルティエ 0120-301-757 © Cartier
1977年に登場し、多彩なバリエーションで展開された「レ マスト ドゥ カルティエ」 の影響を色濃く受け継ぐこのコレクションは、「タンク」の象徴であるローマンインデックスなどを取り除いた大胆なダイヤルデザインも特徴だ。
「タンク マスト」SSケース、33.7×25.5mm、クォーツ。33万9900円/カルティエ 0120-301-757 © Cartier
「タンク マスト」SSケース、33.7×25.5mm、クォーツ。33万9900円/カルティエ 0120-301-757 © Cartier
かの有名なアンディ・ウォーホルが残した「『タンク』を身につけるのは時間を見るためではない。実際に、巻き上げたことすらない。『タンク』を身に着けるのは、身につけなければならない時計だからだ」という言葉は、「タンク」ウォッチの本質を的確に捉えている。
“色を纏う”ことは気分を高揚させたり、個性を表すうえで大切なポイントで、優雅な時を刻む2針のカラーダイヤルは価格以上の価値がある。


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