ユナイテッドアローズ BY本部 本部長 清水 学さん。着用スウェットは「カリフォルニア ジェネラルストア」のもの(2022年入手、Lサイズ)。オーガニックコットンの優しい風合いが快適。ふっくらしたシルエットのトップスと太すぎず細すぎないシルエットのパンツで、セットアップでもクリーン見えする。
海辺の陽光を受けて霜降りのライトグレーボディが白く輝く清水学さんのスウェット姿。挿し色のブルーが効いていて、とても爽やかに映る。
「日常的に海岸線沿いを往来するシーサイドライフには、きちんと見えして楽なスウェットのセットアップが、ワンマイルウェアとして活躍します」。
異なるブランドの黒の上下をセットアップ風に満喫。
これまで数多のスウェットに袖を通してきたなかで、最近は無地やワンポイントものなど、シンプルなアイテムに好みがシフトしてきている。
近所のコンビニまで買い出し。レイニング チャンプのパンツを黒小物で引き締め。
「ただし、我々世代が着る場合、部屋着っぽく見られかねません。なので、クリーンな装いを保てるように、洗ってもヘタらない素材感が必須」。
これが、最近の清水流のスウェット選びのポイントとなっている。
遠出する愛犬との散歩はモノトーンでよそ行きに。
「ただ、セットアップで着るのは休日か海沿いの店で働くとき。東京に出社する際は、トップスのみにします。パーカは着ません。何が違うの?って思われるかもしれませんが(笑)」。
アパレル業界人ならば、カジュアル服での出社も問題なさそうと想像するが、TPOに合わせてスウェットスタイルを使い分ける器用さも見せる。
自宅前にて。楽なスウェット姿でサーフボードの手入れや整理整頓中。
冒頭の着こなしで映えるブルーは、清水さんが常日頃意識している“海の色気”を纏ったアイテム。
「シンプルなスウェット上下だけだと、味気なく見える懸念があるため、あえて小物の色を揃えて遊んでいます」。
ライトグレーとブルーのコントラストが、湘南の空と海を映し出したよう。オーシャンズ的にも真似したい着こなしだ。
清水さんのスウェット三カ条
①セットアップは休日専用
②小物で“海の色気”足し
③無地かワンポイント
[人物 DATA]
ユナイテッドアローズ BY本部 本部長 清水 学さん 47歳●昨年、伝説のサーフショップ「カリフォルニア ジェネラルストア」を進化・発展させて継承した立役者。湘南在住のサーファーで、週2回は海に入るライフスタイル。