コロナ禍で体を動かすことの楽しさを再確認した御仁は多いだろう。エイプラス代表の河野一則さんとスタイリストの坂井辰翁さんも同じ想いのようで「お互い40半ばだから、自然の心地良さがいっそう恋しくなる」と話してくれた。
そんな2人が重要視するのは、街と遊びどちらでも使える服だ。これを叶える高品質なセットアップとそのスタイル実例をご覧あれ。
| エイプラス 代表 河野一則さん Age46 雑誌や広告の撮影に欠かせないロケバス会社の代表を務めており、メンズ誌チームの頼れるアニキ的存在。サーフィン歴は25年以上、ゴルフ歴は5年以上。 |
| スタイリスト 坂井辰翁さん Age45 スーツスタイルをはじめ、カジュアル、モードにも精通。忙しいシューティングの合間を縫って、スノーボード、ゴルフ、料理など幅広い趣味を楽しむ。ここ数年来のブームは海釣りだとか。 |
KeyItem
「ボーディ」のセットアップ
高品質なカシミヤを日常着で提案するブランドから。一般的なニットの3倍に度詰めすることで華奢さのない肉厚なスウェットに。
滑らかな肌触りが病みつきになりそう。程良くビッグなシルエットもくつろぎを誘う。
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気取らないシルエットを上質素材で格上げ
最近ブリーダーさんから託された愛犬・ギフトくんの散歩が、河野さんの新たなルーティンとなっている。街といっても自宅周辺のワンマイルなので、普段着としてのリラックス感と、気張りすぎないスタイリングのバランスが重要だ。
ボーディのカシミヤセットアップには素材のラグジュアリーさが備わっているので、アウターを一枚羽織るだけで、気後れすることなく屋外に出られる。
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波にもまれて冷えた身体をカシミヤで労る
夏ならボードショーツにTシャツを合わせて出かけている河野さんだが、これからは季節的にそうもいかない。
「綿のスウェットセットアップでなく、ニットのほうがスポーティなスタイルにも映えるはず。おまけにカシミヤ100%なので心地良さは抜群。波から上がっても素肌の上に羽織ればすぐ暖かくなり、チクチクしないのがうれしい。
自分たちの世代は、スポーツウェアも上質な素材選びにこだわってみるのがいいかもしれません」(坂井)。
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 作木正之介=写真(静物) 坂井辰翁=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 礒村真介(100milier)=文