「寒い日の服を韓国に」とは…… ここは韓国。冬は氷点下が当たり前な“寒国(かんこく)”。だから街には、アウトドア系ブランドの超絶スペックのダウンを着ている人が多いかと思ったら、プレーンなダウンをスマートに着ている人が多かった。
めちゃくちゃ大人っぽく見えるけど、ロゴもないからどこのブランドのなのかはわからない。つーことで、着用ブランドと着こなしのポイントを調査!
① 着用ダウン「テアトラ」/まんまに見えないハズし技
キム・ドンヒョン(Kim Donghyun)さん
下半身は、スラックス&ビットローファーという超キレイめスタイル。
そこに合わせたダウンは日本ブランド「テアトラ」のものだ。現代のワークウェアを提案するシックなブランドゆえに、ロゴや色使いでわかりやすい印はなし。それが全体のトーンと絶妙にマッチしている。
しかし、本当のコーディネイトポイントはダウンの“下”にアリ。
ダウンを脱げばカバーオールが出てきて、さらにそのインナーにはミリタリーアウターのライニングをセット。テンションの違うアイテムを取り入れることで、“ただのキレイめ”とは一線を画しているのだ。
ベースレイヤーに白のハイネックを持ってきたのもナイス。
② 着用ダウン「RRL」/定番色だけのカラーコーデ術
パク・ギュビン(Park Gyu Bin)さん
ヘビーデューティな着こなしを支えるダウンは古き佳きアウトドアブランドのもの? と思いきや「ダブルアールエル(RRL)」。なるほど、どこかモダンな香りが漂うのはそれが理由か。
ポイントはもうひとつ、色使い。
ネイビー、ベージュ、オリーブグリーンという定番色だけでまとめることで、レイヤードがチグハグに見えないようになっている。これが大人っぽさにもひと役買っている。
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