「ザ・ノース・フェイス」から昨年、こんなアイテムが登場したことを覚えているだろうか?
昨年あるイベントで登場したザ・ノース・フェイスのカードケース。この独特の風合い、どこかで見覚えない?
見た目からなんとなくお察しだろうが、コレは新商品ではない。シューズボックスで作った
段ボール製のザ・ノース・フェイスだ。
昨年開催された段ボールアーティスト・島津冬樹さんとのコラボイベントで、参加者のみが入手できた非売品のレアアイテム。それが再び、入手可能になった。しかも、今度は“自分で作れる”らしい。
一体どういうことかというと……?
「ベロシティ ニット Ⅱ ゴアテックス インビジブル フィット」2万900円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
答えはこのシューズにアリ。
「ベロシティ ニット Ⅱ」という名のザ・ノース・フェイスの新作コレクションで、ゴアテックスメンブレンをアッパーに直接貼り合わせ圧着させる「ゴアテックス インビジブルフィット テクノロジー」を採用することで、高い防水透湿性と快適性を追求した防水ニットシューズだ。
その魅力は機能性だけでない。100%リサイクル可能なニット素材のアッパーと、自然顔料のみで着色されたアウトソールを採用しており、地球環境にも優しい。そんな環境配慮型のシューズということで、今回は島津さんが特別にアップサイクル可能なシューズボックスをデザイン。シューズを購入すれば、もれなくシューズボックスが手に入るというわけ。
ボックスにはミシン目が施されており、コレに沿って、切ったり貼ったりすることで段ボール製のザ・ノース・フェイスアイテムが出来上がる。作り方もボックスに書いてあるので安心だ。
完成するとこんな感じ。
[左から]ラゲッジタグ、パスポートケース ※紐は付属なし、ピルケース、ポーチがラインナップ。
店頭に並んでいたら思わず手に取りたくなるような出来栄えである。
シューズボックスから作成可能なアイテムは、パスポートケースとポーチ、ラゲッジタグ、ピルケースの全4種類。ザ・ノース・フェイスのロゴやデザインをしっかり活かしつつも、段ボールの風合いが感じられるのが面白い。
シューズボックスを手掛けた、段ボールアーティストの島津冬樹さん。
一般的にシューズボックスといえば、保管用に使うか、もしくは捨ててしまうかがほとんどだろう。それを魅力的なアイテムに生まれ変わらせることで、新たな価値を与えようとする今回の取り組み。新作シューズを手に入れた先にも喜びが待ってるなんて、素晴らしいじゃないか。
[問い合わせ]ゴールドウイン カスタマーサービスセンター0120-307-560