[節約②]デュアルSIMで“楽天モバイルとマイネオ”のダブル利用を!
昨年は、ドコモがアハモ(ahamo)を、auがポヴォ(povo)を、そしてソフトバンクはY!モバイルとラインモ(LINEMO)を揃え、実質的な値下げが行われた。
スマホの利用料が高い人は、
ひと通り情報が出揃った2022年こそ、格安携帯への乗り換えをおすすめする。
例えば、毎月かかっているスマホの利用料を8000円から3000円以下に抑えられれば、
毎月5000円、年間で6万円も支出が改善する。
いつまでスマホを使うかはわからないが、仮に35歳から100歳までこの差額を享受できれば、65年間で390万円の差が生まれることになる。仮に、
この浮いた5000円を投資し、年利5%の複利運用で65年投資すれば理論上2800万円になる。小さな差が時間とともに大きな差に変わるということだけは意識すると良いだろう。
では、どの格安携帯会社を選ぶべきかだが、
楽天モバイルは1GBまでは利用料が無料だ。また、楽天回線エリアであればどれだけ通信を利用しても月額最大3278円で利用でき、楽天Linkアプリを使えば通話も無料でかけ放題になるので、
お得度でいえば頭ひとつ抜けた感がある。
ただし、楽天回線エリアはまだまだ発展途上で、同じ生活圏でも通信電波が弱いところも出てきてしまうが、
スマホのデュアルSIMを活用することで、この問題を解決することができる。
つまりSIMカード2枚をスマートフォンに刺すことで、異なる回線のいいところ取りや、弱点の補完が可能になるのだ。
SIMカードを2枚刺せないiPhoneなどの機種でもeSIMに対応していれば、
ひとつはオンライン上のeSIMで、もうひとつは物理的なSIMカードで対応できる。
例えばマイネオのシングルプラン(データ通信のみ)の1GBプラン月額880円に、パケット放題Plusという月額385円のオプションを付ければ通信速度1.5Mbpsで使い放題になる。
3日間で10GB以上利用時は速度制限に引っかかるが、日常使いであれば問題ないはずだ。こうすれば、
楽天モバイルの楽天Linkで通話無料、通信はマイネオの1.5Mbpsで使い放題となり月額費用は1265円となる。
この組み合わせは最強だと思うが、ほかにも、ポヴォ(povo)とデュアルSIM利用することで、楽天の通信が悪いエリアでは、データ24時間使い放題(330円)で高速通信を単発活用することもできる。
自分の使い方にあった二刀流の組み合わせを考えてみるもいいだろう。
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日々の食費などをコツコツ節約するよりも、効果の高い固定費の見直し。貯蓄型保険の内情の見える化に、普及しそうなデュアルSIM使い……2022年こそ賢い節約ができそうだ!
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