車業界の“2030年問題”に向け、各社から市販EVが出揃うと目される2022年。今、EVをオーダーするなら、どんな選択肢がある?
注目車をナビゲートしよう。
トヨタとタッグで共同開発!期待の国産EV「スバル ソルテラ」
[サイズ]全長4690×全幅1860×全高1650mm
[航続距離]460〜530km前後(WLTCモード。推定値)
[バッテリー容量]71.4kWh
[乗車定員]5名
[価格]未定
トヨタとの協業で開発され、スバルではソルテラの名前で発表されたばかりのSUV。スバルは四輪駆動のことをAWD(オール・ウィール・ドライブ)と表現してきたが、本モデルでもしっかりラインナップ。
前後独立のモーターを、電子制御ゆえの素早い応答性で緻密にコントロールし、悪路走破性は大いに期待が持てる。1年間で走行距離1800kmに相当する発電量を生み出すルーフソーラーパネルも設定されるとのこと。価格発表が待たれる。
ひと足先に内燃機関にグッバイ。しかもEVはオンライン販売のみ「ボルボ C40 リチャージ」
[サイズ]全長4440×全幅1875×全高1595mm
[航続距離]485km(WLTCモード)
[バッテリー容量]78kWh
[乗車定員]5名
[価格]719万円
はや2020年中にガソリン車の新車販売を停止し、PHV(プラグインハイブリッド)のみの販売を行っているボルボ。
待望のピュアEVとなる本モデルは、コンパクトSUVのXC40をEVへと完全移行させたもの。しかも販売はテスラのように、自社ECサイトのオンラインオーダーに集約される。
日本では’21年11月に先行してサブスクリプション販売が募集され、一般向けのオーダーは’22年の1月から。ボタンの類いを控えた内装はEV版北欧デザインだ。
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