2018年に発売された、タイメックスとナイジェル・ケーボンのコラボウォッチ。ミリタリーに精通した米英の名門による協業とあって、ローンチと同時に話題を集めた。
その後も第2弾、第3弾と蜜月関係が続き、今回は第4弾のモデルが姿を現した。
「ネイヴァルオフィサーズウォッチ 」SSケース 2万5000円／ナイジェル・ケーボン × タイメックス（アウターリミッツ 03-5413-6957）第1弾と同じく、タイメックスの代表モデル「キャンパー」をベースにした今作。キャンパーといえば、ベトナム戦争期に開発されたディスポーザブルウォッチ（修理や交換を前提としない使い捨て時計）をモチーフとした、言わずと知れたベストセラーだ。
第4弾では、第二次世界大戦中にイギリス海軍の船長が使用していた懐中時計の意匠を、現代的にアップデートさせている。
ズームアップしてその表情を見てみよう。
絶妙なニュアンスカラーは、カジュアルでもフォーマルでも合わせやすい。なんともレトロな顔付きである。ステンレススチールのケースには、味出しのためにタンブル加工を施した。白のフェイスと黒と赤のインデックスが合わさることで、ヴィンテージのような雰囲気を醸し出している。
12時位置には、
「ブロードアロー」を刻印した。これは、イギリスの官有物であることを示すマークで、ナイジェル・ケーボンのアイテムでも度々使われるモチーフだ。
さらに今回は、時計のケースにも実はこだわりが詰まっている。過去3作はツイル生地の袋だったが、本作よりステンレススチールのケースにイメチェン。
イギリスが面する北海の厳しい気象条件による“腐食”を、エイジング加工で表現している。
本作では、牛革のレザーとナイロンのストラップが付属。わずか2年もの間に4回もコラボが実現する理由は、毎回傑作揃いの大人気だから。本作も例外ではない。
発売は12月5日（土）より。まだ手に取ったことがない人も、一度触れればその魅力にハマることだろう。
［問い合わせ］アウターリミッツ03-5413-6957https://cabourn.jp 
