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2019.12.04

「アメリカンカルチャーが好きすぎた」男の“自己満”の象徴トヨタ・タコマ

俺のクルマと、アイツのクルマ
男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。

■9人目■
名取雅裕さん(49歳)

大学卒業後、欧州自動車メーカーの日本法人を経て、現在も某欧州自動車メーカーの日本法人に勤務。セレクトショップ「US(アス)」のオーナーである植村 肇さんからご紹介いただいた。 
 

■トヨタ・タコマ■

トヨタが北米市場で販売しているピックアップトラック。日本では基本的に同じ車が「ハイラックス」という名称で販売されているが、フロントマスクなどの意匠や仕様、スペックが異なる。ボディバリエーションには2ドアと4ドアがあり、エンジンは2.7リッターと、4.0リッターを用意。

 

アメリカのオヤジが乗り回すようなピックアップが欲しい

名取さんのタコマは、日本で売られているハイラックスと基本は同じ車なのだが、なぜか良い意味でチープに見える。
「日本のハイラックスはもちろん、並行輸入で日本によく持ち込まれているタコマも、見た目や仕様が豪華な上級グレードのモデルばかり。バンパーがボディと同色だったり、メッキが使われていたりして、ちょっとラグジュアリーなんですよ」と名取さん。
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一方、名取さんのタコマは黒のウレタンバンパーで、ボディ色もシンプルなホワイトだ。「自分の中で、タコマって働く車なんです。なので『アメリカで農業をしてるオヤジさんが乗り回すようなタコマ』がテーマ(笑)」。だから、今回は撮影のために洗車をしてもらったが、普段は基本、洗車はしない。
ピックアップであるタコマのSUV版、4ランナー(※タコマをベースにしたSUV。かつてはハイラックスサーフという名称で日本でも同様のSUVが販売されていた)にも見えるのが面白いと、荷台にシェルを被せているが「何も積んでないんです。だって働く車にキャンプ道具とか載ってたら変でしょ(笑)」。
キャンプに行くことも「なくはない」が、あくまでも街乗り中心。東京・世田谷区の狭い道も「これならギリギリOKです」と、スーパーへもジム通いにも使っているという。

何も載っていないにも関わらず、まるで荷物が重くて荷台がリアが沈み込んでるかのように見えるのは、フロントが1インチ上がっているから。「アメリカでは砂漠をとにかく突っ走るレースがあるんですが、その際に障害物に車のフロントを引っかけたり、車の腹を擦らないようにフロントを少し上げてテイクオフ・スタイルにするって聞いたんですよ」。それを模したのだという。



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