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2022.06.24

頼れる顔付きになったVW「ポロ」。マイナーチェンジとは思えない新型車をレビュー



コンパクトカーのベストセラー、フォルクスワーゲン「ポロ」が生まれ変わった。

パッと見た瞬間、「ん? これは『ゴルフ』?」と思ってしまう顔付きだが……。

そう、ヘッドランプやフロントのバンパーのデザインがぐっと精悍になって、お兄さん的存在の「ゴルフ」に近いルックスになっているのだ。

新型「ポロ」257万2000円〜/フォルクスワーゲン(フォルクスワーゲン ジャパン https://www.volkswagen.co.jp)

新型「ポロ」257万2000円〜/フォルクスワーゲン(フォルクスワーゲン ジャパン www.volkswagen.co.jp


しかも、顔つきが似ただけではない。

前後のバンパーの形状が変わったことなどで全長が長くなり、ルーフからリアスポイラーにつながるラインも伸びやかになりエクステリアの存在感が増した。

フォルクスワーゲン社は、今作のモデルチェンジを“マイナーチェンジ”と謳っているけれど、それに止まらない進化を遂げている。

「小回りの利くボディ&ゆとりの空間」を両立

新型「ポロ」257万2000円〜/フォルクスワーゲン(フォルクスワーゲン ジャパン https://www.volkswagen.co.jp)

新型「ポロ」257万2000円〜/フォルクスワーゲン(フォルクスワーゲン ジャパン www.volkswagen.co.jp


ヨーロッパの多くの国では、コンパクトカーが自動車シェアの3〜4割を占める。入り組んだ石畳の路地や数多く存在する坂道をスムーズに走るには、コンパクトサイズが適しているからだ。

ドイツ車である「ポロ」も例外ではない。

小回りが利く操作性は言わずもがなであるが、新型「ポロ」はその走りやすさをキープしたまま、フォルクスワーゲン独自のプラットフォームを活用し、ゆとりのある室内と荷室を実現。これにより快適性が格段にアップした。

余裕のある車内と運転しやすいコンパクトボディの両立は、初心者ドライバーには特にうれしいポイントであろう。

市街地も長距離も、初心者からマニアまで

そして、もうひとつ特筆すべきは、速度無制限道路としても有名なアウトバーンの国で生まれただけに、走行性能が図抜けているのだ。

立体的な造形になったテールランプ。右左折時は、ウィンカーランプが流れるように点灯する。

立体的な造形になったテールランプ。右左折時は、ウィンカーランプが流れるように点灯する。


ボディはがっちりしていて、新搭載された高効率エンジンのパワーも充分。強靭な足まわりがしっかりと路面をとらえて、スピードを上げれば上げるほど安定する。

フォルクスワーゲンがDSGと呼ぶ、デュアルクラッチ式の7速ATは電光石火の素早さで、しかもシームレスに変速するから、かつてのマニュアル・トランスミッションを扱うように、ビシビシとシフトしながらドライブするのも楽しい。

だから今作は、コンパクトカーでありながら、長距離を快適に走れるGT(グランドツアラー)としても使えるという、ふたつの顔を持つ車なのだ。

先述したように、コンパクトな見た目からは想像できないくらい室内も荷室も広いから、家族や仲間と旅行に行くような使い方もできる。

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